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(回答先: 試驗投稿 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2009 年 3 月 06 日 23:09:43)
NIKKEI NET(日經ネツト):國際ニユース−亞米利加、EU、亞細亞など海外ニユースを速報
米中、軍事協力の擴大檢討 國防政策對話が閉幕
米中、軍事協力の擴大檢討 國防政策對話が閉幕
【北京=佐藤賢】米中の國防政策對話は28日、2日間の日程を終へて閉幕した。東アフリカのソマリア沖での海賊對策など軍事協力の擴大を檢討し、國防當局間の對話を推進する方針を確認。米政府の臺灣への武器賣却計劃を巡つては、溝が殘つたとみられる。
對話にはセドニー米國防次官補代理(東亞細亞擔當)、錢利華・支那國防省外事辯公室主任らが出席した。北朝鮮の長距離彈道ミサイル發射準備とみられる動きに就いても意見交換したもよう。軍事交流の擴大として、テロ對策の合同訓練の開始が檢討課題に上つた可能性がある。
米中兩政府は2月のクリントン米國務長官の訪中で、金融危機對應などでの協力強化で一致。國防政策對話の再開と合はせ、オバマ政權下での關係強化の具體策を探る段階に入つてゐる。(28日 20:36)
支那國防費15%増、21年聯續2ケタの伸び : 國際 : YOMIURI ONLINE(讀賣新聞)
支那國防費15%増、21年聯續2ケタの伸び
【北京=佐伯聰士】支那の全國人民代表大會(全人代=國會)の李肇星・報道官は4日午前、北京の人民大會堂で記者會見し、2009年の國防豫算が前年實績比14・9%増の4806億8600萬元(約6兆8257億圓)に成ると明らかにした。
支那の國防費は1989年以來、21年聯續で2ケタの伸びと成り、空母建造を念頭に近海型から外洋型へと轉換を進める海軍などの急速な軍備増強に國際社會の懸念が一層強まりさうだ。
國防費を含む國家豫算案は、北京で5日開幕する第11期全人代第2囘會議に提出される。ただ、國防費の實際の額は公表額の2〜3倍とされ、透明度が低い。
(2009年3月4日13時56分 讀賣新聞)
キツシンジヤー曰く
「合衆國が日本の亞細亞支配を沮止する爲に第二次世界大戰を戰つたのは、二十五年後
に日本に冐險させる爲だつたと云ふのでは全く意味がありません。此れは私の個人的
な考へであり、もとより米政府として此の疑問を提起する譯ではありませんが、首相
閣下が指摘されたやうに、假に日本が重武裝に踏み切つたとすれば、傳統的な米中同
盟の復活が現實味を帶びて來るでせうし、我々は世界が置かれた状況を眞劍に話し合
ふ事に成る事でありませう。」
ブレジンスキー曰く
「日本は孤立する」
「米支協力と其の維持の重要性、かうした協力では如何なる逸脱も許されない」
ウイリアム・レーヒ提督曰く
「日本は我々のカルタゴである、徹底破壞すべし」
李鵬曰く
「二十年後には、日本と云ふ國家は、地上から消滅して居るであらう」
8月8日に北京で新しい亞米利加大使館の開設式が、ブツシユ大統領も出席して行はれた。
北京の亞米利加大使館は、バグダッドに次いで世界で二番目の規模で、恆久的に利用されるものとしては、世界最大規模である。(約千人の大使館員が勤務してゐる。)
New American Embassy Opens in Beijing
田中宇の國際ニユース解説
オバマと今後の米國
▼日獨を核の傘から出す?
先日のゲイツ國防長官の演説では、日本をめぐつても物騒な感じがあつた。ゲイツは、米國の「核の傘」にゐる20カ國以上の國々に、米國の核兵器は古いので獨自の核兵器を開發し度いと思はせないやうにするためにも、米國が核兵器の近代化を進めねばならないと述べたが、ゲイツが列舉した「核兵器を開發させ度くない同盟國」の中には、韓國、臺灣、ブラジルなどは入つてゐたものの、日本と獨逸は入つてゐなかつた。(關聯記事)
ゲイツは日獨の名前を舉げなかつた理由に就いて何も語つてゐないが、意圖的に日獨を外したのだとすれば、其の理由はおそらく、日獨は最早大國だし、第二次大戰で敵國だつた状態が終はつて60年以上も經つてゐるのだから、もう米國の核の傘の下から出て、獨自の核兵器を持つても良い、其の代はり日獨に駐留してゐる米軍は、軍事費節約のために引き揚げる、と云ふ將來展望と關係してゐる。(關聯記事)
ゲイツ演説と前後して、米共和黨系のシンクタンクであるランド研究所が「米經濟を不況から立て直すには、どこかの大國と戰爭に入るしかない」と主張する提案書を、國防總省に提出したと、支那のマスコミで報じられた。支那側では、支那か露西亞、若しくは下手をすると日本が、米國の敵として仕立てられるかもしれないと分析してゐる。日本を米の核の傘から追ひ出し、日本が核開發を始めたら、脅威だと騒いで戰爭を仕掛けると云ふ話かもしれない。(關聯記事其の1、其の2)
此の日本をめぐる話は現實性に缺けるとしても、少なくとも米國と露西亞は、今後も敵對的な關係が續きさうだ。最近は米國だけでなく、露西亞も核實驗の再開を希望してゐる。米露の對立が再燃し、米政府が新兵器の開發に力を入れざるを得なくなり、軍事費が増加傾嚮を維持するのは、米政界で影響力を持つてゐる軍産複合體が望む戰略だ。オバマも、選舉で勝つためには、米マスコミをも動かしてゐる軍産複合體の要望を聞かざるを得なかつたのだらう。(關聯記事)
實は來るべき核武裝に備へた日本製の小型核兵器の實驗と云ふ視點
日朝國交正常化交渉及び日本人拉致被害者歸還交渉の眞の議題は、實は
日本の核兵器用核實驗を一囘幾らで北朝鮮が引き受けるかと云ふ交渉だつ
たのではないのか。核武裝を欲してゐる國、若しくは聯中が核武裝をさせん
としてゐる國で、實際に核實驗を行つてゐない國は何處か。其れは日本以外
に有り得ないのだ。
拉致被害者歸還交渉はフロントに過ぎなかつたのではないのか。
因みに現代に於いて核兵器など役に立たない單なるガラクタ兵器でしかな
い。
そんなガラクタ兵器を今更乍ら結構な金を掛けて配備しやうとしてゐるの
だから、誠に御目出度い話である。
其處でどうしても疑問が出て來る事がある。
オウム眞理教と云ふ組織とは一體何だつたのかと云ふ疑問が。
あの組織は、日本國政府の諜報活動の別働隊としてのオウム眞理教と云ふ
存在であり、其の組織を利用し、其の組織に統一教會、創價學會の工作員が
濳入してゐたと云ふ事なのではないのか。勿論、内閣調査室や陸上自衞隊情
報保全隊や公安調査廳等の日本の諜報機關も同樣に濳入してゐたのであら
う。
また、其のやうな諜報活動を日本がしてゐると云ふ事は各國の諜報機關、
KGB、MI6、CIA、モサド、DGSE、BND、人民解放軍總參謀部第二部、
韓國國家安全企畫部等々は當然の事乍ら知つてゐたと云ふやうに。
では何を調査してゐたのか。
其れは其の當事、世界の最先端を行つてゐた、そして恐らく今も最先端を
行つてゐるであらう、露西亞のスカラー兵器に關する情報と云つた具合に。
(ソビエトと云ふ聯邦國家は、彼の國がスカラー兵器を完成させた時點で用
濟みに成つた爲、聯中の工作員であるゴルバチヨフに據つて解體されたと云
ふ事なんだらうか)
各國の諜報機關は、日本國政府がオウム眞理教と云ふ組織を使ひ、其のや
うな諜報活動を露西亞に於いて活發化してゐる事實を掴んでゐたにも拘ら
ず、何故か其れを默認したのではないのか。そして日本國政府は、其の活動を
默認して貰う見返りに、オウム眞理教の施設の第七サテイアンに於いて覺醒劑
を製造する事を、日本國政府は默認してゐたと云ふ事ではないのか。警察が
此の施設で覺醒劑を製造してゐると云ふ事實を掴んでゐない譯が無い。
コールマン博士の著書に據ると、覺醒劑の製造には無臭酢酸が欠かせないと
云ふ。恐らく阿片樹脂からヘロインへと精製する過程で必要なのであらう。此
の無臭酢酸の流通を追へば、おのづと覺醒劑の製造據點を突き止める事が出
來ると云ふ事である。だが、警察は其れをしなかつた。否、してゐたが默認し
てゐたと云ふ事であらう。
其れ以外にも、藥物に據るマインド・コントロール、リモート・コントロール技
術開發の爲に、信者に對してイニシエーシヨンと稱して行はれてゐた人體實驗。
其の成果を現在は、統一教會、創價學會等々の工作活動に使用してゐると云
ふ具合に。
此のオウム眞理教と云ふ組織を使用して、自分達の組織の看板ではしたくて
も出來ないやうな非合法な、非人道的な活動をしてゐたのであらう。目的を
果たしたら、ありとあらゆる罪を此のオウム眞理教と云ふ組織に擦り附けれ
ば良いのだから。畢竟、ナチスの役割と同じである。
民主黨の石井紘基議員は其の邊に關する決定的な情報を掴み、まさに公に
せんとしたが爲に暗殺されたのではないのか。彼はモスクワ大學に留學してを
り、獨自の露西亞人脈、情報網を持つてゐたやうである。
村井の場合は口が軽過ぎるので、勿體無いが始末したと云ふ風に。
日本國政府はスカラー兵器に關するある程度の基礎的な資料の收集、調査
を終へたが爲、用濟みのオウム眞理教を叩き潰したと云ふ具合に。
此のスカラー兵器に關する情報を一般大衆から隱蔽せんが爲に、パナウエー
ブ研究所は利用されたのであらう。そして其れは物の見事に成功した。一般人
が、「スカラー波」と聞くと、「ああ、あの頭のをかしい白裝束集團ね」と直ちに
聯想する状態に洗腦出來たのだから。
斯くて「スカラー波」と云ふ言葉は、只のお笑いのネタでしかなくなつたので
ある。
第二次日支鬪爭計劃
日本破壞・抹殺の爲の雙頭作戰 「移民爆彈」と「第二次日支鬪爭計劃」と
米國に日本を滅ぼす口實を與へかねない北朝鮮ミサイルへの對應/黒船ならぬ黒テポドン〔田中宇の國際ニユース解説〕
中國共産黨「日本解放第二期工作要綱」
中國共産黨に於ける最高意思決定機關
中國共産黨中央政治局常務委員會
胡錦濤 中國共産黨中央委員會總書記、中華人民共和國主席、中央軍事委員會主席
呉邦國 全國人民代表大會常務委員長
温家寶 中華人民共和國國務院總理
賈慶林 中國人民政治協商會議全國委員會主席
李長春 意識形態(イデオロギー)を主管
習近平 中國共産黨中央書記處常務書記、中華人民共和國副主席
李克強 國務院常務副總理
賀國強 中國共産黨中央規律檢査委員會書記
周永康 中央政法委員會書記
孫子の兵法曰く
「用兵の法は、國を全(まつと)うするを上(じやう)と爲し、國を破るは之に次ぐ」
戰略の原則は、國を傷つけずに勝つのが上策で、傷つけて勝つのは此れに劣る。
「百戰百勝は善の善なるものに非(あら)ざるなり。戰はづして人の兵を屈するが、善の善なるものなり」
百囘戰つて百囘勝つても、其れは最上の勝ち方とは言へない。
武力行使せずに敵を屈服させる事こそ最上の勝ち方である。
「上兵は謀(はかりごと)を伐(う)ち、其の次は交(まじ)わりを伐ち、其の次は兵を伐ち、其の下(げ)は城を攻むるなり」
最上の戰ひ方は敵の謀略を封じる事であり、其の次は外交策略で敵の同盟關係を斷ち切り孤立させ、
其の次が武力を行使する事であつて、城攻めは下の下である。
「善く兵を用うる者は、人の兵を屈するも戰ふに非(あら)ざるなり」
名將は武力行使せずに敵を屈服させるものだ。
「虞(ぐ)を以て不虞(ふぐ)を待つ者は勝つ」
萬全の準備を整へて、敵のスキを狙ふものは勝つ。
「彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば、百戰して殆(あや)うからず」
敵の實情を知つて、我自身をわきまえて戰へば、何度戰つても危險は無い。
「彼(かれ)を知らずして己(おのれ)を知れば一勝一負(いつしよういつぷ)す。彼を知らず己を知らざれば戰ふ毎に必ず敗る」
敵の實情を知らなければ、我をわきまえても勝つたり負けたりの戰ひにしかならない。
敵情を知らないどころか我自身をわきまへもしなければ、戰うたびに必ず敗れる。
北朝鮮が、ロケツトなのか、ミサイルなのか知らんが、發射された場合、必ず撃墜
出來る筈である。
北朝鮮から詳細な打ち上げ情報が齎され、其の情報を元にスタンダードミサイル
を發射するのだから、撃墜出來るに決まつてゐる。蔓が一命中しなかつた場合でも、
自爆させれば良いだけの話である。茶番劇なんだから、こんなものは。こうやつて我
々の税金は役に立たない當たりもしない無意味なガラクタ兵器に浪費されるのだ。
考へてもみて欲しい、なにゆゑ聯中はかうも各國に核兵器を擴散させてゐるのか。
まづ其れは萬が一、其の擴散された核兵器が自分に嚮けられた際に、必ず其の核
兵器を無力化出來る絶對的な擔保があるがゆゑに擴散させたのだと。其の絶對的
な擔保が無いにも拘らず、核兵器を擴散させると云ふ事は幾ら何でも考へられない。
聯中は馬鹿では無いのだ。
自分達が氣違ひ共に賣り附けた其の核兵器で、ホロコースト、燒き殺されても良い
と、聯中が考へてゐるのならば話は別なのだらうが。
現代の兵器は、スカラー兵器、プラズマ兵器、レーザービーム兵器、マインド・コン
トロール兵器の時代に既に入つてゐる。
核兵器が誕生して何年經つてゐると思つてゐるのか。聯中が何時迄も核兵器を最
終兵器の儘にして置く譯等無いではないか。
必ず核兵器を無力化出來る、其のやうな絶對的な擔保があるがゆゑ、聯中は心
置きなく核兵器と云ふ聯中にしてみたら今や其れは線香花火程度の武器を商う事
が出來るのだ。
打ち落とせないと世間一般にバレたら賣り附けられんだらうに。
マツチ・ポンプがボロイ商賣なのはイロハのイである。
其れとも、實際のイージスシステムの性能通り、失敗するのだらうか。其れは其れ
で大變結構な事だ。大騒ぎに成るだらうから。ガラクタ兵器だと云ふ事が白日の基
に曝け出されるのだから。實は寧ろ其れを狙つてゐるのかも知れない。
SM−3を積載したイージス艦をいくら日本海に浮かべても、ノドンを迎撃することはできない。1兆円はどぶに捨てることになる。
此處でムトウワさんが指摘してゐる、
「其の男の名前は“Li”で、“Lord of Light”(光の王)を意味してゐる。
南アフリカのシヤーマンのうち多くの者が此の支那人のビジヨン(映像)を幻視してゐる。」
此の男を私は此れを讀んだ瞬間直感した。
此の男はスプリングマイヤーさんが指摘してゐる惡魔の十三血流の一族である、
李一族と深く關はりのある男だと。
ムトーワ2006年豫言 (デーヴイツド・アイク(David Icke)の情報) 〜此處でも語られる2012年〜
グレート クレド・ムトウワの非常に氣に成る幻視體驗
露西亞と支那の國境地帶に古代から續く場所があり、其處には世界中で尤も
危險な人間が住んでゐる。其の男の名前は“Li”で、“Lord of Light”(光の王)を
意味してゐる。南アフリカのシヤーマンのうち多くの者が此の支那人のビジヨン
(映像)を幻視してゐる。此の男こそ、此れから世界で起こる大騒動で大きな
役割を果たす者だ。此の大騒動は、愼重に計劃され、支那といくつかの西南
亞細亞の國々(some south eastern countries in Asia)を卷きこんで起こるだらう。
此の男はまさに「地獄への道は善意で敷き詰められてゐる」を實踐する、
善成る者を裝つた邪惡成る者として我々の前にまさにbの如く登場するのであらう。
そもそも「天岩戸」とは一體何なのか 映畫「スターゲイト」に其れをみる
ミズーリ洲とアーカンソー洲に、異次元世界への「見えない入り口」を何カ所か見つけたキーシツグは、かうした入り口には、「西の扉」と呼ばれる「惡魔の入り口」と、「東の扉」と呼ばれる「靈界の入り口」とがあると語り、惡魔の入リロからは、人間そつくりの姿形をした異次元世界の人々が、祕かに我々の現實世界に侵入してくると云ふ。然も恐ろしい事には、此の「聯中」は、我々人類に友好的ではないと云ふのだ。
キーシツグは、「聯中」の世界は我々の物質世界とウリニつなのだが、まつ度く生命の氣配が感じられない死の世界であると云ふ。にもかかはらず、矛盾するやうだが、彼らは慥かに生きてゐると云ふのだ。
キーシツグは、扉(ドア)をくぐつて異次元トンネルを使ひこなすことで、瞬間移動、詰りテレポーテーシヨンする事が可能だと斷言する。驚くことに、地球内を移動するだけではなく、人間の肉體ごと他の惑星系へと移動させる扉もあると云ふ。
更にキーシツグは、「過去の空間」への扉や、「未來の空間」につながる扉もあるといい、我々も其れを使つて過去や未來を覗くことが出來ると云ふ。然し此れは、恰も硝子越しに嚮かうの景色を見るやうなものであり、タイムトラベルのSFにあるやうに、實際に未來や過去の世界に降り立つて活動する事は不可能だと云ふ。詰り我々は、過去や未來に直接介入する事は出來ないと云ふことだ。我々が自由に行動が出來るのは、三次元の法則(物質を支へてゐる根本原則)に制約されてゐる、此の物質世界(マトリツクス)の中だけと云ふことなのだ。
キーシツグが言ふ「死の世界に棲む生きた住人」が、我々のいる三次元現實世界(マトリツクス)に侵入するのは何が目的なのだらうか? 多くのUFO事件が指し示すところでは、「聯中」は太古の時代から、露骨に人類に介入してきては影響を與へて、歴史其のものを動かしてゐる。だがそんなことをして、いつ度いなにに成ると云ふのであらうか? 人類史を操作する事が、其のまま異次元に於ける「聯中」のポジシヨン(立場)の、有利な脩正にでもつながると云ふのであらうか? 或は人間誘拐事件(アブダクシヨン・ケース)が示すやうに、生きた人類の生命力に惹きつけられて、やつて來てゐるのだらうか? キーシツグの話には、俄かには信じ難い話が多く含まれるが、疑惑の目が周圍から嚮けられるのを理解した上で、彼は思ふところを語つてゐる。
「地球と呼ぶ此の世界だけが、われわれのやうな人間の住む唯一の世界ではない。
われわれは、ものの考へ方を廣くしなければならない。……述べた出來事を證明で
きる手立てはなにもない。……私の言葉以外に、眞實を證明するものはない」
(B..スタイガー『謎の大消滅』青木榮一譯 二見書房 文中ルビは筆者)
キーシツグの體驗は、三次元世界(物質次元)に住む我々が、異次元世界への“裂け目”を通つて、肉體を持つた儘行き來が可能なことを示してゐる。だが入り込んだ「其の世界」は、肉體を持つた儘の人間には、耐へうる世界ではなかつた。「何もかもが狂つてゐる」感覺と恐怖が襲ひ來る世界なのだ。
笹目仙人とは
仙道界異聞其の肆(よん) 笹目秀和の話
鶴に乘つて支那大陸を飛翔した奧多摩の仙人
◎滿洲で白頭山のb仙に召される
平成19年1月27日、東京奧多摩の某所で、10年前に歸幽したある人物の追悼會が人知れず催された。集つた人々は、聖號やb呪を合誦し、故人の遺徳を偲びつつ、其の遺志を繼ぐ想ひを新たにしてゐた。小さな祭壇に飾られた其の人物の寫眞額には「道誠眞人(どうせいしんじん)」と道號が入つてゐる。其れは、昔、支那の奧地で鶴に乘つて空を飛んだと云ふ傳説の人だつた。人呼んで、奧多摩の仙人 ― 笹目秀和(ささめしうわ)翁である。
笹目仙人は明治35年1月30日、茨城縣に生まれた。秀和は道號で本名は恆雄と云ふ。丑年丑月丑日丑刻に生まれたので、「ワシは丑の地獄に生まれた」と云ふのが口癖であつた。其のせいかどうか、裕福な家ではあつたが4歳で母親を亡くし、以後は禪寺にあづけられるなど苦勞をしたらしい。
大正13年8月2日のことである。中央大學法學部に入學後、夏休みに滿洲を訪れてゐた笹目青年は、大聯から奉天行きの列車のなかで奇妙な男に出會つた。墨染めの衣に手甲脚絆をつけ、長く伸ばした髮を頭頂で結ひ上げてゐる。其の男が、いきなり日本語で話しかけてきた。
「あなたを待つてゐました。呂(リヨ)b仙がお呼びです。白頭山まで來ていただけますね」
突然のことに返事も出來なかつたが、聞くと、此の男は仙道の道士で、呂靈來(リヨリンライ)と云ふb仙の命令で、ずつと笹目の行動を見張つてゐたのだと云ふ。呂b仙と云へば、あの張作霖の三顧の禮を蹴つたと云ふ噂の仙人だ。其れが何故自分を・・・・・。
「日本の青年の名は熊埜御堂(くまのみどう)だ、と仙師は言はれました」
「其れぢや人違ひだ。私は笹目と云ふ者です」
「いや、私が言つてゐるのは3000年前の前世の名前です。
ちやんと、あなたの印堂(眉間)に書いてありますよ」
男の奇怪な言葉に度肝を拔かれたが、迷つた末に白頭山行きを決意。此れ以後、驚きと波欄の日々がはじまるのである。
汽車と馬車とロバを乘り繼ぎ、凡そ10日間かけて支那と北朝鮮の國境にまたがる靈峰・白頭山の天池にたどり着くと、待つてゐたのは、笑みをたたへた207歳のb仙だつた。
そして呂b仙は、3000年にもおよぶ、古朝鮮やモンゴルと笹目青年との不思議な因縁を縷々(るる)語るのだつた。
日月b示 上つ卷・第二十五帖
「北から來るぞ。bは氣もない時から知らしておくから、よく此のb示、心にしめてをれよ」