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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090219.html
2009-02-19
改めて人をばかにしたイシハラ都政情報公開(豊洲技術会議に関して相変わらずの隠蔽体質)
未曾有の汚染地域に建設しようとしている豊洲新市場に対する技術会議(ここで提案された工法になんら目新しいことがないのは日本環境会議の先生も話されていました。古い技術の組み合わせが「新しい」とは、まったく噴飯ものです)に対して、都にずっと情報公開を求めていた中央区議の小坂さんのブログエントリーから紹介します。
情報公開をずーーーっと引っ張っておいて、速記録を開示されたら、なんと情報公開が発せされたのが8月なのでその前の1回分だけだということです。この東京都の態度、呆れ返るにもほどがあります。
小坂さんが請求しているのは「技術会議」の議事録ですが、それを速やかに公開してもらいたいから「速記録」を求めたのに、この愚弄ぶりです。
これだと1月分の速記録は、6月や7月にならないと情報公開されないということでしょうか??
ここまでして事実を隠したい東京都の「改心」に期待してついていったとしても、ここはいわゆる「伏魔殿」のごとき存在です。
あらゆる汚染拡大(わずか数種類の物質しか公表しておらず、しかも新聞報道で隠蔽と糊塗が明らかになりました)や液状化の事実、それらに対しての無理な「判断」だらけの「技術的検討」や、そこに絡む利権の構造に、市場関係者、消費者、生産者、あらゆる人々が打撃を受けます。
明日は築地仲卸の組合理事会です。
こんな状態で「やはり豊洲でやり直し」とは言えないと思います。
以下、強調は引用者によります。
「中央区を、子育て日本一の区へ」 小児科医 & 中央区議 小坂和輝のblog
東京都へのお願い、どうか情報を出してください。
2009-02-18 21:54:13
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/266bb11822b246dad5f249fafd8a9ca2技術会議の速記原稿を東京都に情報公開請求をしていました。
(情報公開請求内容等⇒http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/6f093ee8c2f5a10d8430a9109d767efe )本日2/18、なんらかの回答をいただけるということでしたが、得た回答が、とても残念でした。
私は、全部の会議、12回分の速記録を請求しておりましたが、東京都の回答は、私の請求は、第一回の会議の速記録のみの請求であるということでした。
昨年末あたりから、しつこく、“全部の会議”の速記録をお願いしており、それは、何度も確認していたはずなのに、いきなり、“第一回分のみ”と言われました。私の書類の不備があったのなら、昨年からお願いしてきたときに、なぜ、指摘くださらないのでしょうか。
では、その第一回の速記録を本日いただけるのかとなると、それも「出せない。」ということでした。
どこか消す作業をしているが、それが終っていないということであり、では、出来た部分だけでもと、お願いしましたが、それもダメでした。
東京都はなぜ、頑なに技術会議の情報を隠すのか、理解できません。
実際に技術会議で話された内容と、会議録で公開している文面の間の乖離が大きいので隠すのでしょうか?会議録は、昨日お知らせしたように、公開されました。とはいえ、第1回から第10回までであり、第11回、第12回はまだであります。
最終報告が出終わっているわけであり、早急に公開すべきです。
都議会も本日から始まったわけであり、これは本当に早急にすべきです。
本当をいうと速記録も、今回の都議会に間に合わせていただきたいと思っています。
私も公開された全会議録を読みましたが、問題が多いと思います。まず、委員名があきらかにされず、すべて、(委員)となっています。どの委員の発言か不明です。発言委員名はあきらかにすべきです。
もう一つ、気になることは、これは、もう少し読み込んで判断すべきだと思いますが、果たして、この技術会議で、土壌汚染処理の細かなやり方や採用技術が決められたかどうかということの疑いです。どこか、別の組織があり、そこで青写真が作られ、それを技術会議の場で、委員が、承認したのではないかという疑いです。
それが悪いというのではなく、そのような別の組織があるのであれば、東京都はそれを明らかにすべきだということです。
これは、現段階では、あくまで、会議録の文脈や行間から読み取った憶測なので、この場でとりあえず、止めておいていただければ幸いです。
そのように感じた理由は、委員が、あまりにも専門家会議の内容を知らなくて、知らないということは、主体的に考える姿勢がないということで、ということは、別の組織が主体的に考えたことを出してきているという想像ができるのです。
今後、会議録を分析しての技術会議の問題点を指摘させていただきます。
ブラウンフィールドの汚染を当面隠しておいて、あとから見つかる汚染や問題はむしろ利権につながる公共事業行使のチャンスだと考えているから「わざわざ」汚染地域を選んだのだろう、というのはデモのころから書いていた仮説ですが、それを繰り返し訴えたいと思います。
イシハラ都政はわざわざこの地でデリケートな管理の必要な生鮮品の市場を開場させることを、「意義あること」とみなしていることに疑いの余地がありません。
(ここまで、8:30)
〜〜〜
そして、ここからが23時追記です。
豊洲新市場予定地と類似した稼動状況の福井県のガス工場跡地から、基準値を超えたシアン、ベンゼン、砒素が検出されたそうです。
これは当然ながら、たまたまではなく、昭和の石炭ガス製造構造と土壌汚染の明確な因果関係を示しています。
お東京都様が、「砒素はどこにでもあって自然由来だから10倍多くてもいい」「ベンゼンはタバコの煙にも入っている」という言葉などを使って、汚染をどうしても小さく見せようとしていますが、まったくおかしなことであると分かると思います。
これがもし東京都で起こっていたら「偶然でしょう」と言われるわけです。
福井新聞旭公民館と公園で土壌汚染 福井市、旧ガス工場が原因 2月17日午後7時51分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=6359(写真)
地下の土壌から環境基準を超える有害物質が検出された旭公民館の敷地。隣接する手寄公園(奥)は立ち入り禁止となっている=17日、福井市手寄2丁目
福井県福井市は17日、新築工事を進めていた同市手寄2丁目の旭公民館と隣接する手寄公園で、地下の土壌から環境基準値を超えるベンゼンなどの有害物質が検出されたと発表した。一帯には1976年まで市の旧ガス工場があったことから都市ガス製造工程で生成された物質が、土壌に浸透していたとみられる。市は土壌表層部や周辺の井戸水に有害物質の基準値超過はなく、周辺環境や健康に影響はないとしている。
市は公民館建設を中断した上で敷地をビニールシートで覆い、16日から手寄公園を当面立ち入り禁止にした。今後は地中壁による用地の囲い込みで拡散防止を図り、高濃度汚染部の土壌の入れ替え工事を行う。工期は約1年間とみており、工事費には約15億円が必要となる見込み。
市は昨年10月22日、老朽化した同公民館を敷地内駐車場に建て直す工事に着手。同30日に掘削工事を行った際に異臭が発生したため、敷地内の土壌を検査した結果、汚染が判明した。
11月下旬に同公民館と同公園の敷地でボーリング調査を実施した結果、地下1―4メートルの範囲から土壌汚染対策法に基づく基準値を超えるベンゼン、シアン、鉛、ヒ素の4物質を確認。最大で手寄公園中央付近から基準値の2000倍の濃度のベンゼンが検出された。敷地内の地下水調査でも4カ所のうち1カ所でベンゼンが基準値を超えた。
市の旧ガス工場は1912年から76年まで稼働、64年まで石炭を原料にした都市ガスを市内に供給していた。市はガス製造過程で副産物として発生する化学物質が、汚染の原因と推定。化学物質をためるタンクがあった場所で、特に汚染が激しいことから「福井空襲や福井地震の被害で装置が損傷し、土壌に浸透した」とみている。
市によると、同公民館の半径約300メートル範囲にある生活用井戸6カ所で行った調査では、汚染は確認されなかった。井戸は深さ30メートルを超える地下から取水しており、その上部に浸透を防ぐ粘土層があることから「生活用地下水への影響はなく、健康被害の恐れはない」としている。
市は16日に地元住民向けの説明会を開催。対策工事では敷地約1300平方メートルから土壌約1万立方メートルを除去し、県外の最終処分場に搬入する方針。東村新一市長は「将来にわたって住民が安全に暮らせるよう万全の対策を取っていきたい」と話している。
これはとても大きな問題です。浄化が可能だといいのですが・・・。
一方で、こうしたことがもし東京で発生しても、行政は見て見ぬふりをして、そこに市場を作らなければならない、と都知事が都議会で断言するのですから、それがどれほど「とてつもない」ことかが分かります。
ちなみに、ベンゼンは豊洲では環境基準の4万5000倍であることが知られていますが、猛烈な発がん性物質ベンゾ(a)ピレンはヘドロから検出された値の500倍〜500万倍だそうです!
ここで↓東京都が調べた値と単純比較しても100倍以上です。
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kansi/mizu/horumon/H14horumon/14dorodata.html
40haの豊洲新市場では、土壌の入れ替え工事もでず、遮水壁も設けられない(安上がりにならない)ので、それで適当に「新工法」などという概念をでっち上げて、取り除けないものは自然由来という概念で「その場しのぎ」をするわけですね。