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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008121401000144.html
政界再編へ与野党超え連携表明 加藤、山崎、菅、亀井の4氏
2008年12月14日 15時33分
自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓前副総裁は14日、民主党の菅直人代表代行、国民新党の亀井静香代表代行とそろってテレビ朝日番組に出演し、次期衆院選後の政界再編に向け、与野党を超えて4人で緊密に連携していく考えを表明した。ただ、衆院選前の自民党離党については「今は考えていない」(加藤氏)と述べた。
加藤氏は、麻生内閣支持率の急落を念頭に「自民党の歴史的使命は終わった」と指摘。自民、社民、さきがけの3党連立政権時代、菅氏とともに政権を支えた経緯を紹介した上で「われわれは話し合えるという思いで共通している」と述べた。基本政策では、対米外交、過剰な規制緩和の見直し、地域問題などで4人の認識はほぼ一致しているとの見方を示した。
山崎氏は、衆院選で自民、民主のいずれの政党が相手の議席を上回っても「政界再編は間違いなく起きる」と言明。さらに「この4人は政界再編の軸になり得る」とした。
菅氏は、これまで4人で複数回接触して政局情勢を分析してきたことを明らかにした上で「新しい2大政党政治への引き金として、自民党の中から(離党への)動きが出てくればとの期待感がある」と述べた。
亀井氏は、新勢力を結集するためには衆院選前に新党をあらかじめ結成しておく必要があると強調。「その度胸があるか、ないか。それだけのことだ。難しい理屈の話ではない」と加藤、山崎両氏をけしかけた。
(共同)
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