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(回答先: 支持率21% 麻生政権崩壊秒読み(ゲンダイネット) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 12 月 08 日 16:30:18)
http://netallica.yahoo.co.jp/news/57834
一体何だったのか?あの5年半
2008/12/8 10:00
●財政再建路線という庶民いじめを「改革」と大合唱していたのに今度は…
麻生政権が百八十度の政策転換に乗り出した。小泉政権時代の緊縮財政を放棄して昔のバラマキに逆戻りするのだ。こんな行き当たりばったりが許されるのか。国民を愚弄するのも、いい加減にしてもらいたい。
麻生政権がやろうとしていることはムチャクチャだ。今年7月に閣議決定した概算要求基準(シーリング)を事実上見直し、年2200億円の社会保障費の削減と3%の公共事業費の削減を放棄するのだ。小泉政権時代に作った「骨太の方針」は撤回。それで財源が不足すれば、赤字国債を乱発して穴埋めする方針だ。
民主党の政策を「財源はどうするのか」「バラマキだ」と口を極めて批判してきた張本人が、率先して財政規律を破るわけだ。それでいて「責任政党」をアピールしているのだから、ちゃんちゃらおかしい。
自公与党はこれまで「改革なくして成長なし」の大合唱で財政再建を重視してきた。地方が悲鳴を上げようと、庶民の暮らしがガタガタになろうと、小泉構造改革路線を推し進め、知らぬ存ぜぬでやってきた。それをバラマキに戻すなら、一体、小泉政権の5年半は何だったのかということになる。
立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。
「選挙で国民に約束した政策を実現させるのが民主主義のルールです。主権者である国民に約束していない政策への転換は、民主主義を逸脱しています。そもそも麻生政権は、郵政民営化を突破口にした財政改革を訴えた小泉首相が獲得した巨大与党に選ばれて発足しています。それが正しかったかどうかは別にして、国民が支持した小泉路線を捨てるのなら、当然、解散・総選挙が必要になります」
麻生首相は、「福田前首相、安倍元首相の時代と今年9月以降は経済情勢が違っている」と居直っている。それほど危機感が強いなら、なぜ、年内に2次補正を提出しないのか。そっちの方は国会空転を恐れて先送りしているのに、来年度予算は一転して大盤振る舞いとは、その場しのぎのそしりは免れない。こんなデタラメ政権に任せていると、景気は永遠に回復しない。
「選挙の洗礼を受けない政策転換が許されるとすれば、それは国民の生命や生活を豊かにする場合だけです。ところが、麻生首相がやるバラマキは、3年後の増税とセットになっている。麻生政権の政策転換で、国民の暮らしはますます悪化します」(金子勝氏=前出)
衆議院が解散しても、選挙が終わるまでは内閣は存続する。「政治空白」の逃げ口上は通用しないのだ。
(日刊ゲンダイ2008年12月5日掲載)
2008/12/8 10:00 更新
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