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2008年12月20日
もう一つの新党構想 橋下、東国原知事らによる「地方主権新党」の結成宣言 その@
霞ヶ関主導の日本の政治は、単に無能であるばかりでなく、国民の求めている事に迅速に対応できない仕組みになっている。その事に国民はやっと気づき始めた。
そんな政治を変えるにはどうすればいいか。
何はともあれ政権交代だ。私もそう思って来たし、今でもそう思っている。最近の世論調査でも、日を追って一度は民主党のやらせてみたらよいという声が強まりつつある。
メディアの麻生叩きが異常なほど激しいのは、今度の総選挙の結果自公政権がなくなる事を、メディアもまた見越したからだ。というよりも、メディアにはむしろ自公政権をなくそうという意思すら感じられる。
その一方で、それにかわる新しい政治の姿が一向に見えてこない。
唯一はっきりしている事は、総選挙の前にせよ後にせよ、政界再編とか大連立といった政治混乱が生まれることである。言い換えれば、単純な自民党から民主党への政権移行は行われないということだ。これはほぼ間違いない。
しかし、それでは今までの政治の繰り返しである。見せ掛けの政治変化は起きるだろうが、この国の支配構造は変わらない。国民の声は政治に届かない。政治家と官僚がこの国を動かし、メディアがその側に立ち、そして企業がその政治に面従腹背しながら相互依存する、そういう構図はかわらない。国民は救われないのだ。
私が、しがらみのない政治家である田中康夫と、今の政治の外にあって貧困問題解決の為に行動する湯浅誠のコラボに期待するのは、そんな既成政党間の閉塞した政治ゲームに楔を打ち込み、国民の為に、国民とともに行動する政治の実現を期待するからである。ひょっとして日本に新しい変化が起きるのではないか、そう期待したいのである。
これが現実的な考えかどうかはわからない。それはもちろん田中康夫と湯浅誠の本人同士の意見が一致するかどうかによる。更に言えば、本人同士の意見の一致だけでなく、それぞれの背後にある支援者の考えもまた一致しなければならないのだろう。
しかしこの構想が成功する最大の決め手は、仮に両者の考えが一致するとして、それが一般大衆を動かすうねりになるかということである。
私には官僚の経験に基づく一つの確信がある。いまの日本で政治革命を起こそうとすれば、それは強者が一般大衆を動かして起こす革命しかない。弱者が一般大衆を動かす事はできないのだ。
そう考えた時、私の頭の中にもう一つの構想が思い浮かんだ。ひょっとしたら日本の政治革命は、橋下と東国原が「地方主権新党」宣言をした時点で革命的な動きが起きるのではないか。大衆の圧倒的な支持を受けて霞ヶ関主導の政治を打ち破るきっかけを作ることになるのではないか。これこそが日本の政治革命の最短距離ではないか。
私がそう感じたのは今朝(12月20日)の読売テレビ「ウェーク」を観た時である。その理由を次のブログで書いてみたい。
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