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(回答先: 公明幹部が「首相詣で」=関係強化狙う【公明党>麻生首相 =!?】(時事通信) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 11 月 14 日 22:13:58)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008111201113
しぼむ効果、自民に広がる徒労感=麻生首相は反論「地方分権だ」−定額給付金
定額給付金の支給方法は12日、所得制限の是非を市町村の裁量に委ねる「丸投げ」で決着した。この間、政府・与党内の議論は迷走し、混乱ばかりが目立つ結果に。効果への期待はしぼみ、自民党内に徒労感が広がった。
「やらなければよかった。世間から批判されるだけだ」。政府や公明党との調整に当たった自民党幹部の一人は吐き捨てるように語り、党4役の一人は「もっと根回しをしておけば、混乱はなかった」と手続きのまずさを認めた。同党議員の多くは、今回の決着に冷ややかだ。というのも、給付金は、福田内閣時代の総合経済対策に定額減税が盛り込まれたことが出発点で、公明党が強硬に主張し、慎重だった自民党が押し切られた経緯があるからだ。
混乱の一因は、麻生太郎首相が発言を変えたことにもある。首相は最初、全世帯への給付を表明したが、与謝野馨経済財政担当相が所得制限を唱えると、一転して同調。これに対し、今年度内の支給を譲らない公明党幹部らが異論を唱えるなど収拾がつかなくなった。「ろくに考えもせず発言するからこうなるんだ」。自民党の若手議員は、首相の対応を厳しく批判した。
こうした状況に、議論を主導した公明党は、批判をかわすのに懸命だ。太田昭宏代表は、年間所得1800万円という下限の目安を示したことを理由に「丸投げ批判は当たらない」と強調。山口那津男政調会長は「現場の市町村が混乱することなく実施されることを期待する」と、自治体を気遣った。
また、市町村によっては、同じ所得で給付金を受けられる人とそうでない人が出てきかねない。公平性について記者団からただされた首相は「だって地方分権だからいいじゃないですか」と答えた。
◇給付金所得制限をめぐる政府・与党の迷走
10月30日 麻生首相、追加経済対策を発表した記者会見で「定額減税は、給付金方 式で全世帯に実施する」と表明。
11月 1日 与謝野経財相、民放番組で「高い所得階層の人に渡すのは普通の常識か らいって変だ」と所得制限の必要性に言及。
2日 公明党の山口政調会長、NHKの番組で「今年度内実施の大目標が遅れ ないようにしないといけない」と、所得制限に慎重な考えを表明。
4日 中川財務・金融相、「年度内に迅速にという観点からは一律にやらざる を得ない」と所得制限に否定的な考えを示す。首相、「貧しいとか、生 活に困っている人に出す。豊かなところに出す必要はない」と述べ、所 得制限を検討する考えを表明。
6日 首相、高額所得者に給付金の受給を辞退してもらう案に「別に間違って いるとは思わない」と前向きな発言。
7日 与謝野経財相、「高額所得者が受け取りを辞退するというのは制度では ないので、あり得ないと思う」と辞退方式に異論。
10日 首相、「(年収)5000万円もらっても高額所得じゃないという人も いれば、500万円もらっても(給付金は)いらないという人もいる」 と述べ、所得制限を事実上設けない考えを示す。
12日 首相、所得制限を市町村の裁量に委ねたことへの批判に「地方分権だか らいい」と反論。(了)
(2008/11/12-22:02)
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