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(回答先: 衆院選、先送り強まる=株安、円高への対応優先−政府・与党【時事ドットコム】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 10 月 27 日 22:35:24)
首相、衆院選年内見送り固める 金融対策など優先 '08/10/28【中国新聞】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200810280190.html
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麻生太郎首相は世界的な金融危機と景気後退の深刻化を受け、「十一月十八日公示―同三十日投開票」の日程が有力視された衆院解散・総選挙を当面見送る意向を固めた。次期衆院選は年明け以降に大幅に先送りされる見通しだ。首相周辺が二十八日明らかにした。
公明党など与党の一部には十一月三十日の衆院選実施を求める声が残っているが、首相は「当面は政治空白をつくることはできない。景気、金融対策を優先させる」との考えを与党側に伝えた。早期解散を求める民主党が見送りに強く反発し、国会審議が混迷するのは必至だ。
二十六日夜の首相と太田昭宏代表ら公明党首脳の非公式会談は平行線で終わっており、太田代表は三十日に予定される与党党首会談で重ねて翻意を促すとみられる。だが衆院選の年内先送り方針は変わらない見通しだ。
首相は当面、地方の金融機関への公的資金投入を可能にする金融機能強化法改正案の早期成立を目指す。また十一月十五日にワシントンで開かれる金融危機対策に関する緊急首脳会合(サミット)や、同月二十二、二十三日のペルー・リマでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、金融危機への対応で日本が積極的役割を果たす考えを表明する方針だ。
自民党の大島理森国対委員長は二十八日午前の党国対正副委員長会議で「そろそろ(刀を放して)くわだけでいい」と臨戦態勢を緩める状況になったとの認識を表明。早期解散が望ましいと主張してきた細田博之幹事長も「(早期解散の)旗はぼろぼろだ」と述べた。
参院幹部も「以前は解散に打って出る選択肢があったのだろうが、今はもうなくなったということだ」と指摘した。
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