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伊藤和也さんが殺害された日時は精確には判りませんが、日本時間で9月26日の午後から27日午前の初めの頃であったと考えられます。
この事件の目的は、伊藤さんを拉致して長引かせて挙句の果ては殺害する計画を込めたものであったと考えています。
ところがこの計画は失敗に終わってしまったようです。
予定に反して、逃げる途中で伊藤さんを銃撃殺害しなければならなくなるまで拉致犯達は追い詰められてしまったのです。
これは予期していない出来事だったでしょう。
ペシャワール会の活動と伊藤さん自身の活動に対して感謝の念が住民の人達に広く深く広がっていたので、事件発生と共に多くの住民の皆さんがアフガニスタン警察と共に犯人達を追跡したのです。
それで、犯人達は伊藤さんを拉致しきる事に失敗し、自分達だけで逃走しなければならなくなったのでしょう。それで、伊藤さんが足手まといになり急いで殺害してしまったのでしょう。
スカウトされて不慣れな犯人達は、一人を逮捕者を出すに至りました。
犯人達は「何者か」によってスカウトされて集められた非プロ達が殆どだったのではないでしょうか。
不慣れな非プロを使った方が指令ルートを逆探査されないからです。
また、計画もズサンな部分があったようです。
◎さて、この事件が米国民主党大会の開催中に起こされている事に注目すべきでありましょう。
しかし、オバマ氏が米国民主党の大統領候補者に決定するまでには、伊藤さん殺害によって終わってしまいました。
この事件の伊藤さん拉致が首尾よく成功して、なんらかの要求の声明が出されて事件が長引いたとするならば、
そうなったならば、
大統領候補者オバマ氏は、「拉致犯人達への激しい攻撃演説」を行う事が出来て、
彼が主張する「アフガニスタンでの対アルカイダ掃討戦争の拡大化」を大々的に訴える材料として扱う事ができた筈です。
また、既に共和党大統領候補者として確定しているマケイン氏もこの事件を採り上げて、対テロ戦争の遂行を激しく訴える事ができた筈です。
そして事件が長引けば、インド洋での給油活動の継続ばかりでなく、陸上自衛隊の地上戦闘への参加と航空自衛隊の輸送活動への参加を日本側に要請し、日本のマスコミは金切り声を上げて日本国民に「対テロ戦争」への参加を煽動したに違いないのです。
ところが、ペシャワール会と伊藤さんの人類愛に溢れた活動に感謝・共感を抱いたアフガニスタンの住民の方々の多くがが犯人達を追跡するに至り、事件の計画を未遂に終わらせて下さったものと考えられます。
アフガニスタンの住民の方々に謝意を表明いたします。
伊藤さんに黙祷いたします。皆様もよろしく。
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