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自民総裁選、地方遊説は大阪・ミナミからスタート
衆院選視野、街頭演説は4倍増【読売】
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080913-OYO1T00417.htm?from=main2
自民党総裁選の街頭演説に集まった大勢の人たち(13日午後0時26分、大阪市中央区で、本社ヘリから)=浜井孝幸撮影
自民党総裁選に立候補した麻生太郎幹事長、小池百合子・元防衛相、与謝野馨経済財政相、石原伸晃・元政調会長、石破茂・前防衛相の5氏は13日昼、大阪・難波の繁華街でそろって街頭演説会を行い、地方遊説をスタートさせた。
南海難波駅前の歩道を埋めた約3500人の聴衆を前に、5氏はそれぞれの政策を披露。
地方での初の演説会を意識し、麻生氏は「『あきまへん』ではなく『ぼちぼちでんな』と言える景気に」と大阪弁を交えて訴えた。小池氏も「大阪府の橋下徹知事がやっている改革を、霞が関でも」と公務員改革の必要性を強調。与謝野氏は「『勝ち組』『負け組』はいやな言葉。働いている人を大切にしなければいけない」と話した。石原氏は「大阪は中小企業の街。こつこつ努力する人が報われない世の中でいいのか」と口調を強め、石破氏も「物価が高いのは食料自給率が低いからだ」などと述べた。
5候補は同日夕には、高知市内で街頭演説を行う。自民党は、次期衆院選をにらみ、前回の4倍増の計17か所で街頭演説会を予定している。
チルドレンに危機感、巻き返し図る民主…解散にらみ懸命PR
候補者5人が東京を離れ、13日の大阪を手始めに全国での街頭演説会がスタートした自民党総裁選。一方で、近づく衆院解散をにらみ、総選挙への立候補予定者らは総裁選を飛び越え、早くも自らの選挙に向けて走り出した。議席死守を目指す小泉チルドレン、巻き返しを図る民主党の落選組、復活にかける郵政造反組――。街頭演説会場となった大阪でも浮沈をかけた前哨戦が始まっている。
正午すぎ。街頭演説会場となった大阪・ミナミの南海難波駅前には、渡嘉敷奈緒美氏(大阪7区)、井脇ノブ子氏(比例近畿)ら、2005年衆院選で小泉元首相の人気に乗じて当選した「小泉チルドレン」が姿を見せた。聴衆に大きく手を振っては、必死で自分を売り込んだ。
前回、大阪11区で落選し、比例代表で復活当選した井脇氏は前日の12日にも、トレードマークのピンクのスーツ姿で地元・枚方市の「敬老のつどい」を訪れた。「3年前の“風”は全く感じない」と状況の厳しさを自覚し、こまめに地域の集会に足を運ぶ。総裁選では、党員あてに結束を呼びかける手紙を書くが、「もちろん、自分もPRするため」だ。
チルドレンの一人、大塚高司氏(大阪8区)も「小泉ブームは去った。選挙に強い先輩たちは総裁選に力を注げばいいが、我々は地に足をつけて頑張らないと生き残れない」と焦りを隠さない。
民主党も危機感を強める。前回選では、大阪19小選挙区で2議席しか獲得できず、次期衆院選で巻き返しを図りたいだけに、世間の関心が総裁選に移り、埋没することを警戒する。
前回選で大塚氏に屈した前衆院副議長の中野寛成氏は12日、大阪市内で開かれた労働組合の大会に出席し、「支持率回復のための党利党略の茶番劇」と総裁選を批判。大阪12区で、自民候補との現職対決に敗れた樽床伸二氏も地元・寝屋川市での集会に積極的に顔を出し、「一度政権が交代しないといけないという思いが、市民からも伝わってくる」と手応えを語った。
一方、郵政民営化に反対し、自民党の公認を得られずに大阪2区で落選した「郵政造反組」の左藤章氏。朝夕、駅前に立ち、「何とか議席を取り戻させてください」と長身を折り曲げる日々だ。12日夜は、大阪市内で開かれた自民党の府議会議長の就任祝賀会に出向き、古巣の関係者にも支援を求めた。
(2008年9月13日 読売新聞)
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