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http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2008/09/09/20080909ddm002010036000c.html
ドキュメント・九月政変:自民総裁選 町村派、バラバラ
◇「麻生」推す森氏/中川氏は「小池」
◇「早く話をやめなさいよ」
8日の自民党最大派閥・町村派(88人)総会は、足並みが乱れた。
冒頭、同派代表世話人の中川秀直元幹事長は「対応を強制したら、国民の目線と合わなくなる」と、自主投票を要求。自らが推す小池百合子元防衛相に対して「小池さんは捨て身で(出馬を)決意した」と援護射撃した。
しかし、小池氏出馬を苦々しい思いで見ている森喜朗元首相(同派最高顧問)は、延々と続く中川氏の発言に我慢できなくなり、「早く(話を)やめなさいよ」。
中川氏に続いてマイクを握った町村信孝官房長官は、「完全な自由投票ではなく、どこかの時点で方向付けができればいい。力強い総理・総裁を作り出す原動力になる役割を一緒に果たしたい」と、派の結束を求める森氏の意向に沿った発言を行った。
総会の終盤、森氏が「個人としては麻生(太郎幹事長)さんを支持したい。麻生さんにお世話になったことを忘れてはいけない」と表明。総会は派としての対応を決めることができず閉会した。
中川氏は、福田康夫首相退陣表明の翌2日から若手議員に電話をかけ、小池氏支援を強く促した。8日にも中川、小池氏、杉浦正健元法相らが東京都内で極秘に会談し、総裁選への作戦を練った。
こうした動きに対して森氏は、町村氏に麻生氏支持に向けた派内のとりまとめを指示。町村氏は4日、麻生氏支持の安倍晋三前首相に電話で「ご自身のお考えを若い方に語るのは結構なことだ」と町村派内での麻生氏支持を広げるよう求めた。
町村派は森、小泉純一郎、安倍、福田の4代の首相を輩出したが、「派内はバラバラだ。このままでは分裂するのではないか」との声も出る。
毎日新聞 2008年9月9日 東京朝刊
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