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(回答先: 予算要求を見ればこの国の政治家・官僚の正体がわかる（天木直人のブログ） 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 8 月 28 日 19:33:32)
２１年度概算要求の大枠固まる【産経】
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080828/fnc0808282023015-n1.htm
2008.8.28 20:21
このニュースのトピックス：財政
財務省は２８日、平成２１年度予算の概算要求で、国の財政規模を示す一般会計の総額が８６兆１３００億円程度となる見通しを明らかにした。２０年度当初予算（８３兆６１３億円）に比べ３兆７００億円程度膨らみ、要求額として過去２番目の規模となった。国の借金である国債の償還と利払いに充てる「国債費」が、過去最高の２２兆４４００億円程度になることなどから要求総額が膨らんだ。厳しい財政状況の中、省庁からの要求は強気のままで、財政再建は大きな正念場に立たされている。
国から地方に配分する地方交付税などは１５兆８５００億円程度。２０年度当初予算比で２４００億円程度増えた。国債費は２兆２８００億円程度ほど増加。将来の金利上昇の可能性を踏まえ、長期金利の想定を２．０％から２．７％に引き上げたためだ。
公共事業費や防衛費など政策的経費である一般歳出の上限は、４７兆８４００億円で約５６００億円増加する。概算要求基準（シーリング）では、医師不足対策などの緊急性や政策効果の高い事業に予算を重点配分するため、３３００億円の「重要課題推進枠」が設けられた。各省庁は予算を獲得するため、推進枠を狙った施策を提案している。しかし、首をかしげたくなる施策も目につき、思惑通りにいくかは不透明だ。
国の財政状況は依然厳しく、財務省は徹底した無駄の排除で財源を捻出する構えだ。各省庁からの要求は今月末で要求を締め切られ、財務省は年末に向けて査定作業を本格化させる。同省の杉本和行事務次官はこの日の会見で「優先順位の低いものをどう査定していくかということが、これからの作業の眼目になっていく」と述べた。
財務省はこの日、特殊法人や自治体に融資する財政投融資計画の２１年度要求額見通しも公表した。それによると要求額は、２０年度計画比１．４％減の１３兆６７００億円程度で、１０年連続のマイナスとなる。また、民間企業の社債に当たる財投機関債は、２２機関が５兆５０００億円（２０年度は２６機関５兆２３１９億円）程度の発行を想定している。
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