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(回答先: 「米国債売却しろ」の無意味 投稿者 選挙民 日時 2008 年 8 月 13 日 00:21:56)
無意味ではないでしょう。元々、米国債を買ってきた原資は、アメリカへ輸出したその輸出代金や為替レートの管理のために円売りドル買いで買いためたドルですから、まず、米国債をドルに変え、そのドルで、円を買って、日本が持つ円資産を増やすことができます。日本の円資産が増えれば、それを使って、石油や穀物などの輸入が出来ます。
また、ドルのままで、米国の製品を買って、日本に持ってくることができます。
今まで、米国債を売ることができなかったのは、どんどんドルが安くなってしまったため、例えば、昔、一ドルが300円だったのに、今では一ドル100円ほどにしかならず、今米国債を売っても、一ドル売るごとに200円の為替差損が出てしまうからです。ですから、ドル円相場が1ドル100円ぐらいになったこの10年ほどの間に買った米国債なら売っても為替差損は発生しないはずです。ただ、仰るように、アメリカからは様々な圧力がかかっているはずで、現実には結構難しいでしょうね。このことで印象的だったのは、橋本首相がアメリカの大学での講演会で、「日本はアメリカ国債を売ることができる。そうなったら困るのはアメリカだ。」と言う主張をしたら、その後、橋本首相のスキャンダルが色々と週刊誌などで報道されたことです。中には、中国人女性スパイと橋本首相が情交を持ったというものまでありました。
また、そもそも、日本はどの程度米国債を買ってあるのか、それが公表されていません。生命保険会社や銀行を初めとして民間部門でかなり、多分、数百兆円分の米国債を買っているはずですが、全く公表されていないと思いますし、日本政府部門でどの程度の金額の米国債を保有しているかも公開されていないと思います。まずは、この統計資料を公開する必要があると思います。
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