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http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=504118&log=20080813
■2008/08/13 (水) 「米国債売却しろ」の無意味 1
8/9土曜日だったか「米国債売却しろ」との雑誌の見出しが新聞に載っていた。
皆さん、見られただろうか。
私も中国に次ぐ米国債を保有する日本を危惧している。
アメリカに手なずけられた日本の役人がやりたいほうだいの日本は、政治家が米国債を売却するとでもいったとたん殺される可能性がある。
中国は、安全保障、政治の駆け引きに利用できるが、それさえ日本は出来ない。
仮に日本が米国債の売却を出来たとしよう。
しかし、よーく考えてほしい。それでどのように変わるのか。
「米国債売却しろ」とは、どうもアナリスト連中は人気取りのために思いつきで言っている様に思える。それか、本当にアホかどちらかだと思う。多分、勉強不足のアホだと思うが・・・。
というのは、米国債を売却して換金される紙幣は何でしょうか?ということになる。
分かりますね、ドルです。
結局は同じです。
では、ドルを円に交換したとします。
それで、日本のドルの持ち高は減るでしょうか?
答えは減りません。
通貨の乗換えでは、なんら変化は出ません。
他国でモノを買うか、他の通貨に乗り換えない限り、ドル(資産)は減少する事がありません。円もドルも持ち主が変わるだけです。
しかも、円はドルとは異なり、日本でしか使えません。したがって、ドルを円に換えても、ドル売って円を買う者は基本的には日本ということになりますので、売った者、買った者も日本ということになります。
紙切れを何時までも待たざるを得ないようになっていることを理解してください。
アメリカのしたたかな奴隷政策に日本は完全にはめ込まれていることに気づくはずです。
日本はアメリカに従う意外、今の経済システムではにっちもさっちもいかなくされていて、いくら働いても裕福な生活を送ることが出来ないように手なずけられているわけです。
お金は使うためにあるのですが、ドルは溜め込むことに評価が与えられているわけです。使うとインフレになりますので・・・。
その紙切れのような紙幣をもらうためにせっせと我々日本人は働かされているわけです。
■2008/08/13 (水) 「米国債売却しろ」の無意味 2
財務省の連中も分かっているはずですが、国民を幸福にする意識が役人にはありませんので、ドル(外貨準備高)が増えたことをマスコミに垂れ流して、空虚な裕福感を国民に味合わせてくれています。
国民は、何でも増える事は金持ちになったような気分なるため、何となくよろこびを感じていると思いますが、恩恵がどのように配分されるのか首をかしげているはずです。恩恵などありません。現実にありましたでしょうか?なかったでしょ・・・。
さて、このところドル高になっていますが、最後の打ち上げ花火でしょ。
客観的に言うと、どうにもならないドルを抱え込んだ日本も信用にならん、ということです。
ただ、勤勉で技術力を持った日本は、世界でも特異な国であるので、外貨準備の減少傾向が見られ、米国債がデフォルトとになっても良い(どうせ使えないし、持っていてもその利息で紙切れが更に溜まるし、何れ紙切れになるし)、との気持ちの切り替えをすれば、日本に救いを求めて、日本買いが始まると思っています。
アメリカの奴隷制度からやっと縁を切れる絶好のチャンスが到来しているのだから、政治家には本気で動いてもらいたい。
では、また
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