★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK51 > 928.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://mainichi.jp/select/world/news/20080717ddm001030020000c.html
ドイツ北東部のノルウェー系兵器廃棄企業ナモ・ブック社が、不発弾が市民を殺傷しているクラスター爆弾の解体・廃棄の工程を毎日新聞に初めて明らかにした。
北大西洋条約機構(NATO)軍から委託された数万発の廃棄作業が24時間操業で続く。同爆弾廃絶の流れが強まり、数年がかりの契約が相次ぎ舞い込む盛況ぶりだ。(7面に「STOPクラスター」)
工場(職員100人)では、信管を手作業で外し、機械で爆薬部分を露出させ焼却する作業が進められている。04年には事故で1人が死亡している。職員の表情は厳しい。
軍縮交渉「オスロ・プロセス」が5月にクラスター爆弾禁止条約案を採択したことは同社には朗報だ。ウルバネク社長(58)は「日本にもノウハウを提供できる」と胸を張る。【ピンノー(ドイツ北東部)で小谷守彦】
日本の防衛省は「降ってわいたような」(省幹部)クラスター爆弾廃棄問題に頭を悩ませる。陸上、航空両自衛隊は計4種類、約276億円分を保有する。
防衛省は安全に分解する方法の研究を開始。廃棄に予算措置が必要なため、処分プラント建設や、海外企業への処分委託などを慎重に検討中だ。【松尾良】
7月17日 朝刊紙面より
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK51掲示板
フォローアップ: