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(回答先: ベンジャミン・フルフォード 「中国の地震について」 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 5 月 14 日 10:26:42)
「新潟地震で見つかったプラズマ映像が中国でも 発見されれば」とフルフォード氏は語っているとの事。この事がどれだけ世間に認知されてるのか知りたく思い、「新潟地震」、「プラズマ」で検索をかけてみた。確かに随分かかってくるが、その殆どの出所はフルフォド氏となる。それは氏の下記の発言である:
引用開始=====
「日本はアメリカの最新兵器に脅されたから仕方なく日本の銀行を 英米の秘密結社に渡した:竹中平蔵関係者 元財務経済大臣の竹中平蔵の関係者によると、日本はアメリカに 脅されて仕方なく日本の民間銀行や郵政事業をロックフェラーな どの英米秘密結社に渡したという。「信じられないかもしれない けれども新潟の地震がアメリカの最新プラズマ兵器によるものだ った、言うことを聞かないと日本を海の底まで沈めてやる。」確 かに信じがたい話だが、電磁波を地盤の弱いところに当て地下水 を熱くし膨張させれば理論的には可能だ。実際に地震の前に新潟 で不思議なプラズマの映像が撮られており、その映像を私も見た 。英米の秘密結社はプラズマ兵器で日本を脅せるかも知れないが 、そんなものでは自分達の暗殺を防ぐことができないだろう。」
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1184599130/1-94
引用終わり=====
フルフォード氏が言い出し、時間経過の中でそれがあたかも確定された事実であるかのごとく,中国地震でフルフォード氏自身が引用する。マッチポンプ式のペテンではないか?フルフォド氏は写真を見たというだけである。氏は誰からその写真を見せられたのか、写真の撮影者、写真についての科学的検討なぞは一切語られていない。
「電磁波を地盤の弱いところに当て地下水 を熱くし膨張させれば理論的には可能だ」と氏は書くが、専門家はこれを否定している。精細な物理環境が設定されねばならぬだろう。野外でそんな環境設定がありえるか?というわけだ。
それでも、読者は、フルフォド氏が語ることは全て信じ込まねばならないのだろうか?この種の論議はいわゆる「超常現象」論議と似ている。当面知りえない事を全ておどろおどろしい何かに押し付けるのである。
例えば、HARRPを引用する数々のHPを見ると、HARRPが気象変動から地震まで数々の大地変を引き起こせると書くが、そのメカニズムに触れたものは皆無と言ってよい。それほど、大層な仕掛けであるのなら、公開されている磁場変動曲線を見ておよそ非科学的・扇情的に大騒ぎするのでなく、研究者・専門家に研究を働きかけるべきではないか?誤解を避けるために付言するが、HARRPは全く平和的観測施設と言ってるのではない。
WTC崩壊メカニズム調査でで米国NISTを中心とする研究者群の不誠実な挙動のせいで、研究者への信頼が大きく損なわれたことも、こうしたおどろおどろしい風聞がいきわたる背景を構成していることは間違いない。
そうではあるが、天変地異の研究に携わる大多数の研究者達は着実に知識を蓄積している。無責任な風聞に踊らされるのでなく、我が研究者に期待したいと、私は思っている。
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