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[米国内で黒人に権利主張・拡大の代理的役割をさせるユダヤ人。典型例としてのTVドラマ「ルーツ」と「ホロコースト」のほぼ同時的公開]
米国で黒人の受難を描いたテレビドラマの『ルーツ』が放映されたのは、1977年の4月でした。
このドラマは以下の様な大成功を収めました。
http://www.superdramatv.com/line/roots/
エミー賞9部門受賞、視聴率51.1%!全米で1億3千万人が見た、テレビドラマ界に燦然と輝く金字塔!
ところが翌年1978年の4月には、ユダヤ人の受難(その実態については論争があります)を描いた『ホロコースト』が米国で放映されたのです。
これもまた以下の様な大成功を収めたのです。
http://www.tvgroove.com/articles/article.php?n0200646
★“テレビ界のアカデミー賞”エミー賞で8部門受賞! 全米視聴率は平均30%を突破!
1978年4月16日〜19日、全米NBCネットワークのゴールデンタイムで4連夜にわたって一挙放送され、大反響を呼んだ計9時間半(CMを除いた本編そのものは計475分=約8時間)のTVミニ・シリーズ大作が「ホロコースト −戦争と家族−」。その時の全米視聴率は、第1夜から27.1%、32.7%、30.3%、34.9%という驚異の高視聴率。さらに同年9月に発表された“テレビ界のアカデミー賞”ことエミー賞では同年最多となる16個ものノミネートを受けて、やはりその年最多の8部門を堂々受賞。非常に高い評価を受けた、アメリカTV史に残る名作ドラマだ。
この二つのドラマは日本でも大変に評判を呼んで成功を収めました。
そしてこの後、二つの言葉「ルーツ」と「ホロコースト」が日本で定着する事になり、それこそ言葉「ルーツ」と言葉「ホロコースト」の日本での市民権獲得の”ルーツ”となったのでした。
ところで、先に1977年4月に黒人のドラマ「ルーツ」が放映され、米国の視聴者の目がその「受難劇」に慣れた翌年1978年のこれまた4月に、ユダヤ人のドラマ「ホロコースト」が放映された事の意味を考えるべきでしょう。
ドラマ「ルーツ」では主な舞台を米国に置いて描いていますが、ドラマ「ホロコースト」の主な舞台は米国ではないのです。
しかし、先に「ルーツ」を見た米国民はユダヤ人が米国の外で受けてきた受難を訴えるドラマを容易に受け入れる心の準備が”出来ていた・訓練されていた”と言えるでしょう。
では、現在2008年に米国内で展開されている大統領候補者を巡ってのオバマ氏の戦いぶりは如何なものでしょうか?
彼は黒人や貧困層や進歩的白人の支持を多く集めているとされていますが、しかし彼の実像は「貧困な黒人」では決してありません。
私は彼がかつてのテレビドラマ「ルーツ」と同様の役割をさせられている人物であろうと考えています。
国家としての米国は行き詰まっています。
新しいリーダーを先頭に立てて打開策を実行しなければならないでしょう。
その為には不満や不安を吸収してくれる人気を呼びそうなタレントを準備して彼に大統領をやらせて実際の打開策は裏方の立案者が準備するのでしょう。
そうしなければ米国政治は混乱するでしょう。
米国民が自分自身で国を治めることの出来るほどの民主主義体制には程遠い有様の段階に米国はいるのです。
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