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http://mainichi.jp/select/world/news/20080412k0000m030168000c.html
イラン原発:米が一転、支持表明…露の監視で政策変更
【ロンドン町田幸彦】米国のシュルテ国際原子力機関(IAEA)担当大使は10日、ロンドンで記者会見し、米国はロシアが支援するイランのブシェール原発建設を支持すると表明した。米国はこれまでロシアに支援中止を求めてきたが、大使は「米国は政策を変更した」と述べた。
大使によると、ロシアがこの原発の核燃料(低濃縮ウラン)提供と使用済み核燃料の再処理を担うことで、イランによる核の軍事転用に監視機能が働くという。
大使は「イランで唯一建設中のブシェール原発が稼働すれば、イランが(核兵器製造にもつながる)ウラン濃縮活動を続ける必要はなくなる。米露はイランの核軍事転用に対する懸念を共有している」と説明した。ただ、イランはブシェールに次ぐ原発の建設計画を既に発表している。
米露首脳が6日に合意した「米露戦略枠組み宣言」も、ロシアがブシェール原発の燃料供給・再処理を担当することを「ウラン濃縮と使用済み核燃料の再処理が不要となる核の民生利用として歓迎する」と明記された。ロシアは昨年12月、ブシェール原発への核燃料供給を開始したと発表している。
一方、イランのアフマディネジャド大統領は「核技術記念日」の8日、ウラン濃縮活動を拡大する方針を表明した。
◇ブシェール原発
ペルシャ湾北岸に建設中のイラン初となる軽水炉原発。ロシアとイランが95年、建設計画に調印した。1号機(出力100万キロワット)はほぼ完成し、さらに3基の建設計画がある。ロシアの原子力関連企業「アトムストロイエクスポルト」が建設にあたる。核燃料はすべてロシアが供給し、使用済み燃料もロシアが回収する。「IAEA(国際原子力機関)の監視を受ける」としている。02年にイランの核開発問題が浮上し、稼働時期はたびたび延期されてきた。
毎日新聞 2008年4月12日 2時30分
[新世紀人コメント]
イスラエルまたは米国による対イラン開戦の可能性が語られてきていたが、ここにいたり開戦は避けられたようだ。
私の個人的な見方としては、米国は北京オリンピックを潰す積りはなく、これを金儲けと今後の対チャイナ揺さぶり戦略(「新ブレジンスキー戦略」ではないのか?)に利用する積りであり、潰してしまってはこれ等のもくろみは成功しないから、従って北京オリンピックを潰す事はしないだろう。その為にも、北京オリンピックの前にイランに開戦することは無いだろうと考えていた。オリンピック終了後には情勢は又変化してくるであろうけれども。
この辺りの事をよく読み切っていたのは原田武夫氏であった。
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