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贈賄側の建設会社、現金授受後に受注急増…文科省汚職(読売新聞)
文部科学省の施設整備を巡る汚職事件で、前同省文教施設企画部長、大島寛容疑者(59)に現金を渡したとして贈賄容疑で逮捕された倉重裕一容疑者(58)が顧問を務める建設会社が、現金授受のあった2006年4月以降、急速に同省関連工事の受注実績を伸ばしていたことが4日、わかった。
同月以降の受注額は計数億円に上る。倉重容疑者が同社顧問に就任したのは直前の06年3月で、警視庁捜査2課では、倉重容疑者が大島容疑者の力に頼って受注を図ったとみて調べている。
発表によると、倉重容疑者は1974年から建設大手「五洋建設」に勤務し、東京支店総務部長などを歴任。06年3月に同社100%子会社の建設会社「ペンタビルダーズ」(東京都新宿区)の顧問に就任した。倉重容疑者は、大島容疑者と10年来の知り合いだったといい、同年4月上旬には、大島容疑者に現金約50万円を渡し、見返りに同省の施設整備費補助金の予算配分などの情報を得ていた。
ペンタ社は、05年度までは同省関連工事の受注実績がほとんどなかったが、06年4月以降、筑波大付属学校の校舎改築(1億6950万円)や、電気通信大学の校舎改修(4850万円)、国文学研究資料館のアスベスト対策工事(5460万円)など数億円分の工事を受注していた。
捜査2課では、倉重容疑者が大島容疑者から聞き出した予算配分などの情報をもとに、大学側などに営業活動を行い、工事受注にこぎ着けたとみている。
(2008年4月5日03時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080405-OYT1T00040.htm?from=navr
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