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(回答先: 贈賄側の建設会社、現金授受後に受注急増…文科省汚職（読売新聞） 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 4 月 05 日 08:31:18)
実績ゼロから２億円に 国立大工事汚職で贈賄会社（東京新聞）
2008年4月5日 13時10分
国立大発注の施設整備をめぐる汚職事件で、大手建設会社「五洋建設」の子会社で、贈賄容疑で逮捕された倉重裕一容疑者（５８）が顧問を務める「ペンタビルダーズ」（東京都新宿区）が、現金受け渡しがあった後の２年間に、国立大の施設工事で約２億数千万円の受注実績を挙げていたことが、警視庁捜査２課の調べで分かった。
同課は、収賄容疑で逮捕した文部科学省元部長大島寛容疑者（５９）から事前に提供された施設の整備計画などの情報を基に、倉重容疑者が工事受注へ向け有利な営業活動を行っていたとみている。
調べでは、ペンタ社は、１９９１年の設立以来、国立大の施設工事では受注実績がほとんどなかった。倉重容疑者が五洋建設を退職してペンタ社顧問に就任したのは２００６年３月。大島容疑者が現金５０万円を受け取ったとされる時期は同年４月で、倉重容疑者がペンタ社に移籍した時期とほぼ重なる。
それ以降、同社は電気通信大（調布市）や国文学研究資料館（立川市）などの工事を受注。判明分だけで約２億数千万円分を続けて請け負った。
捜査２課によると、両容疑者は１０年以上前からの付き合い。倉重容疑者が大島容疑者とのつながりを利用して情報を入手、工事を受注する見返りにわいろを渡していたとみて調べを進めている。
一方、海洋土木分野に強い五洋建設も、倉重容疑者が同社東京支店に在籍していた０２年、大阪大と東北大の研究棟新築工事計３３億円分を、ジョイントベンチャーで受注している。
捜査２課は５日、大島容疑者と倉重容疑者を送検した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008040590123204.html
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