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(回答先: 次は裁判員制度導入を大きな社会問題にしなければいけない(天木直人のブログ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 4 月 02 日 15:37:01)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/04/01/#000793
2008年04月01日
稲田朋美という政治家の言動を注視する
稲田朋美という自民党の政治家がいる。05年の小泉郵政選挙で刺客として福井1区から立候補して当選した、弁護士出身の一年生議員である。
南京大虐殺を否定し、靖国参拝にこだわり、先ほど敗訴した沖縄集団自決冤罪訴訟の原告弁護人をつとめた人物だ。私にとってはまったく興味のない政治家だ。
しかし4月1日に掲載されていた稲田のコメントを読んで、俄然興味が湧いてきた。
靖国神社をテーマにした日中合作のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」が、右翼の妨害を恐れた東京と大阪の映画館で上映中止となったというニュースが流された。
その騒ぎを起こした一人が稲田であった。
この映画は、文化庁所管の芸術文化振興基金から助成金を受けてつくられ、今年3月の香港映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した映画であるという。
その映画に、自民党の反中タカ派の国会議員が、「政治的意図のある映画ではないか」と疑義を呈し、そのような映画に政府が資金援助する事を疑問視して、映画を見せろと迫ったというニュースがあった。その結果、配給会社が国会議員約40名を相手に試写会までしている(3月12日)。その火付け役が稲田だった。
このことがメディアに流れ、右翼の知るところとなって、今回の上映中止につながったのだ。
だから、稲田としては、「してやったり」という事だろう。
ところが、4月1日の朝日新聞に載せられた稲田のコメントを知って驚いた。上映が中止されたことは残念であると、次のように述べているのである。
「日本は、表現の自由も守られている国。一部政治家が映画の内容を批判して上映をやめさせるようなことは許されてはいけない。今回、私たちの勉強会は、公的な助成金が妥当かどうかの一点に絞って問題にしてきたので、上映中止という結果になるのは残念。私の考え方とは全然違う作品だが、力作で、私自身も引きこまれて最後まで見た」
一体どういうことなのか。言動に一貫性がない。
さては選挙が近づいてきたと見えて、中止に追い込んだ責任を取らされる事をおそれたか。信念を曲げずに、「ざまあみろ」ぐらい言って欲しかった。
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