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(回答先: 検察・警察表情硬く、無罪確定の片岸さん側は国賠提訴検討(読売新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 3 月 22 日 17:27:29)
北九州の殺人・放火事件、片岸被告の無罪判決確定(読売新聞)
北九州市八幡西区の殺人・放火事件で、福岡地裁小倉支部が殺人・放火事件で無罪、窃盗などの罪で懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した片岸みつ子被告(60)(八幡西区東鳴水2)について、福岡地検は19日、控訴を断念すると発表した。片岸被告も控訴しないため、判決は20日午前0時に確定した。
判決は、留置場の同房者を利用して被告の自白を得ようとした福岡県警の捜査を不当と批判しており、片岸被告側は近く、「不当捜査で精神的苦痛を受けた」として、身柄を拘束された約3年9か月間分の刑事補償を同地裁支部に請求する。
福岡地検の吉浦正明次席検事が福岡市中央区の庁舎で記者発表を行い、「上級庁とも協議し、証拠関係を総合的に検討した結果、控訴しても原判決を覆すのは困難と判断した」と述べた。
殺人・放火事件で検察側は、「留置場で、片岸被告から『兄の首を刺した』と聞いた」とする同房女性(25)の証言と、遺体の首にあった傷を刺し傷とする鑑定結果を立証の柱にした。
しかし、判決は、同房女性の証言について「警察に迎合した恐れがある」として証拠能力を否定。福岡県警の捜査を「意図的に2人を同房にし、留置場での身柄拘束を乱用した不当捜査」と批判して告白の信用性も認めず、首の傷も刺し傷とは断定できないとした。
判決後、地検は、首の傷の再鑑定を検討。しかし、最大のよりどころだった犯行告白の信用性が認められない以上、被告と犯行を結び付けることは困難で、被告と女性が82日間も同房状態を続けていたことなど、不当捜査との批判を覆すことも難しいと判断したとみられる。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08032001.htm
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