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(回答先: 学力テストへの不参加貫く愛知県犬山市の教育委員長に喝采を送る(天木直人のブログ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 4 月 07 日 17:54:28)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/04/07/#000803
2008年04月07日
今日のことば
一切の解説抜きで、今日の新聞で見つけたことばを紹介したい。いずれもその通りだと思う。
(サブプライムローン問題が生じた背景について)
この背景には、90年代以降のアメリカが主導した経済構造の変化がある。端的に言えば、われわれの生活に結びついた財・サービスの生産・供給という「実体経済」から、投機的な資本の運用によって富を生み出す「金融経済」へのシフトである。
ではどうしてこのシフトが生じたのか。それは先進国においては、「実体経済」における経済活動はほとんど「成熟・飽和」の段階を迎え・・・たからだ。言い換えれば「実体経済」のレベルではもはや十分な利潤機会を獲得できなくなったわけであり・・・利潤は不動産バブルとグローバルな金融市場における資本運用に依存する、という構造が出来上がってしまった・・・グローバルな資本の、貪欲でなりふり構わない利益追求から、資源や食料、土地、労働といった「インフラストラクチャー」を守らなくてはならない・・・
(4月7日産経新聞 正論 佐伯啓思 京都大学教授)
(映画「靖国」上映自粛問題について)
言論の自由は、新聞記者や作家が書く自由のみではなく、新聞を運ぶ運転手さんや本を販売する書店員の方たちを含めて社会全体に自由が確立されていなければならない。
映画館の従業員が圧力団体の脅しにおびえたり、近隣に迷惑をかけるおそれがあるから中止するという理由のみを論じたら、社会のあらゆる自由はその段階で制約を受けてしまう・・・
一部の議員の声に押される形で、事前検閲のような試写会をお膳立てした文化庁は、表現の自由の制約についてあまりに鈍感過ぎる。「公開されるので見てください」と断るべきではないか・・・上映する映画館が出てきたことは、日本社会にまだ復元力があるという健全性を示した。
4月7日 毎日新聞 ノンフィクション作家 保阪正康
(公務員制度改革が骨抜きにされようとしていることについて)
・・・悪人でも阿呆でもない軍人が「陸軍が滅ぶぐらいなら日本人は皆死んだ方がいい」と本当に思った。今の官僚もそうなってきています・・・
4月7日 毎日新聞 「風知草」 堺屋太一元経企庁長官
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