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2008年2月26日 [火]
社会
沖縄戦のわい曲批判 報道写真家が報告会
(写真省略)
映像を交じえ沖縄戦の「集団自決」生存者らの証言を報告した日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の報告会=23日午後、千代田区の明治大学リバティーホール
【東京】国内外で活動する報道写真家でつくる日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)の沖縄現地報告「消される歴史の現場から」が23日、千代田区の明治大学リバティータワーであった。「集団自決」(強制集団死)の生存者や旧日本兵の映像と証言を通じて、沖縄戦の実相を伝えるとともに、歴史教科書検定などにみられる歴史わい曲の動きを批判した。
報告したのは各国の紛争地域や国内の社会問題を取材してきた国森康弘さん、山本宗補(むねすけ)さん、森住卓さん。
国森さんは「沖縄戦の歴史認識を埋める作業」として慶良間諸島や沖縄本島にいた元日本兵の証言を報告した。「死ぬ前に話しておきたい」「住民に謝りたい」との思いで元日本兵が取材に応じ、沖縄戦で住民に犠牲を強いたことへの無念さを抱えていることを伝えた。
山本さんは「集団自決」や「八重山戦争マラリア」の生存者の証言と国策で中国大陸に送られ、ソ連参戦に巻き込まれた満蒙(まんもう)開拓団の証言を踏まえ「沖縄戦やソ連参戦後の日本軍による持久戦は住民を守るためではなく、国体護持のためだった」と強調した。
普天間代替施設建設やヘリパッド建設の問題を取材してきた森住さんは、教科書検定問題に接し、「なぜ急激に沖縄の世論が沸騰したのか」との問題意識から「集団自決」生存者の取材を始めた。「集団自決とは何か。絶対的な天皇制の最終的な帰結ではないのか」と問い掛けた。
冒頭、JVJA会員の豊田直巳さんが「歴史を踏まえて今を生きているのか。沖縄問題を私たちの問題として理解しているか」と呼び掛けた。
(2/25 16:15)
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2月23日 『消される歴史の現場から』〜 JVJA 沖縄現地報告〜 開催!
http://www.jvja.net/okinawa.htm
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