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(回答先: <そこのけ、そこのけ、軍艦が通る>東京湾周辺 超過密 軍艦わが物顔/出入港の日時・航路は軍事機密 投稿者 gataro 日時 2008 年 2 月 21 日 20:39:32)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008022102089353.html
イージス艦『あたご』 航海記録装置なし 自衛艦には義務付けず 捜査に影響も
2008年2月21日 夕刊
千葉県・房総半島沖で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、マグロはえ縄漁船「清徳丸」に衝突した事故で、事故直前の速度や方位などを記録する航海情報記録装置(VDR)を、あたごが備えていなかったことが分かった。装備義務は三千トン以上の貨物船などに限られ、自衛艦に装備は義務付けられていない。専門家らは「装置に記録されている情報は原因究明に不可欠だ。捜査への影響もあるのではないか」と指摘する。
VDRは、二〇〇六年の船舶安全法の改正以降、国際航海に従事する三千トン以上の船に装備が義務化された。航空機事故の際、事故原因の解明に役立つフライトレコーダー(飛行記録装置)と同じように、事故直前の速度や方向、船内での会話などを記録する。
しかし、自衛艦の場合、船舶安全法が民間船を前提とし規定から除外されているため、VDRの装備は義務付けられていない。このため、事故原因を捜査する第三管区海上保安本部(横浜市)は、押収したあたごの航泊日誌やレーダーに残る記録などを頼りに、事故当時の航行状況を再現する必要があるという。
一九八八年に三十人が死亡した潜水艦「なだしお」のケースでは、航泊日誌の改ざんが明らかになった。三管本部は「(船舶事故の場合)一般的に船員の供述が食い違うケースも多い。客観的なデータは原因究明に不可欠だ」とする。十分なデータが得られなければ、今後の捜査に影響する可能性もある。海難事故に詳しい松井孝之弁護士も「今回の事故の場合、相手船と『見合い関係』になる二カイリ(約三・七キロ)に接近したときに、衝突の恐れがあったのか、どうか。もし装置があれば、原因究明に必要な情報がすべて記録されていたはずだ」と指摘する。
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