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(回答先: 出直し岩国市長選 割れた「民意」どう修復(中国新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 2 月 11 日 10:12:44)
米軍再編
岩国市長選の重要性、遅まきながら。
岩国の市長選、投票は締め切られました。まもなく開票ですね。
私は、ほとんど岩国のことは知らなかったのですが、昨日ぐらいから、事の重大さがわかってきました。というのも、岩国のことは、新聞に一言も出てこないし、私がたまたま見ていないだけなのかもしれないですが、国会中継でも、見聞きした覚えがないからです。佐世保については、つい最近、福島瑞穂社民党首の質問で知り、そこから類推されることも記事に書いたので、当然、岩国で起きていることは、想像の範囲内です。が、大規模な米軍基地が、岩国にあるってことを知らなかったりしました。その福島議員質問の記事を書いたときに、佐世保以外の米軍基地についても調べるべきでした。遅まきながらではありますが、今、何が起きようとしているのか、わかりたいと思います。
在日米軍 ウィキペギアから
上の地図で、赤い色がついているところが、規模の大きい米軍基地があるところです。沖縄県、神奈川県、長崎県、山口県、青森県ですね。これだけではなく細かい施設もあわせると、米軍基地は、日本国内に135施設 1,011,359,000m²もあります。
パッと、この地図を見て思うのは、沖縄は全島が基地化されているということです。沖縄には37も米軍施設があるのですね。沖縄県民の方は、これだけ見ても大変な思いをされているとわかります。神奈川にはキャンプ座間(在日米陸軍司令部)と横須賀海軍施設(海軍第7艦隊司令部)と厚木海軍飛行場(滑走路は海上自衛隊と共用)があり、長崎には佐世保海軍施設があり、山口には岩国飛行場があり、青森には三沢飛行場(滑走路は民間・航空自衛隊と共用)があります。
それで、今、米軍再編成が騒がれて久しいのですが、何となく胸騒ぎはしているものの、この米軍再編成自体がどういうことなのかハッキリとわかりません。で、調べてみました。
米軍再編最終報告により、日本は公然と米国51番目の州になる
からの抜粋です。↓
● 日米安保条約を超えた「軍事条約」である。
● 「日本の負担は3兆円」、国民一人あたり2万円以上の血税が米に渡る。
● 具体的な使い道すらはっきりしない。
● 本質は、「自衛隊を米国のために利用する」こと。
たとえば座間(神奈川県)に米軍の統合作戦司令部
が移駐し、そこに、新設する自衛隊の中央即応集団の
司令部が併設される。
明らかに、テロ対処や「国際平和協力」のための共同部隊
である。
米国の海外軍事戦略に組み込まれるのは、米軍支援のため
に自衛隊が積極関与することにほかならない。「日米安保条約
のおかげで日本は米軍に守られているのだから、多少の経済的
負担は仕方がない」という議論がある。だが、「米軍再編」後の
日米関係は本質的に変化する。自衛隊は米軍の傭兵になるの
だ。
当然、集団的自衛権も既成事実化する。米国はかつてのよう
に、「憲法9条を変えろ」と叫ばなくなった。改悪しなくても、憲法
無視がまかり通るようになるからだろう。どうやら「日本は米国
の51番目の州になる」というのが、最終報告の骨子らしい。
(北村肇)
と、週間金曜日は書いています。
自衛隊が、米軍の傭兵だということは、今までだって充分思っていたことだけれど、この米軍再編成後には、米国の海外軍事戦略に組み込まれて名実共に傭兵化してしまうのですね。米国が起こす日本とは何の関係もない戦争に日本の若者が派兵され海外で死ぬことになるわけですね。日本の若者を戦場へ送るために、米軍再編を進めるために、思いやり予算や再編成への3兆円とは別に、道路特定財源を使ってまでも、米軍のために高速道路を造り米兵住宅を造り、造るにあたっては住民を押しのけて一切の配慮なく、米軍に尽くしているのが、我が政府(自公政権)だというところが、とても虚しく情けないです。
政府が米国に隷属して言いなりになり続け(特に小泉政権)、ついに米国へ国民の血税そして命までも差し出すところへ来たわけで、恐ろしいことだと思います。自衛隊が米軍に連れられて、海外へ戦争へ行くようになったら、自衛隊員の大切な命が失われるのはいうまでもありませんが、それだけの話ではすみません。私たちは、自衛隊員の命を失いつつ、血税もまたおびただしく失うことになります。
後期高齢者医療制度、これだけでも日本は転覆すると思っていましたが、米軍再編成後に日本兵の出兵と複合的に働けば、日本の凋落はつるべ落としが如しでしょう。いや、出兵し始めると、財源がないといって、与党は、一切の社会保障を切ってしまい、税金を上げるのではないでしょうか。もうそうなると、国民は総貧困化し路頭に迷い奈落の底へ落ちるしかない。
岩国市長に立候補している前市長の井原勝介氏は、市政報告抜粋で、↓のように述べています。<一部抜粋です>
2.米軍再編
私は、基地撤去を主張しているわけではなく、これからも基地の安定的運用に協力する姿勢に変わりはありません。しかし、今回の米軍再編に関する国の進め方はあまりにも一方的で、突然の補助金カットや容認を条件とする再編交付金などのアメとムチで市民の意思を抑えつける手法は、到底納得できません。
しかも、こうした措置があの前代未聞のスキャンダルの渦中にある守屋前防衛事務次官の強引な発想によるものであることが明らかになってきており、今回の米軍再編そのものの正当性にも疑問が生じてきています。もう一度原点に立ち返って考え直す必要があります。少なくとも、国策だからと「鵜呑み」にするのではなく、言うべきことはきちんと言い、あくまで市民の側に立って主体的に判断すべきです。
そこで、先般、国に対して5つの条件(試験飛行の実施、NLPの恒久的基地の明確化、海上自衛隊の残留等)を提示しました。私は、反対・撤回一辺倒で国との話し合いを拒否しているわけではありません。過去にも、国との接点を求めて、移駐機数の削減や厚木の訓練の分散とその一部の岩国引き受けなどの提案もしましたが、いずれも拒否されました。今回こそは、ぜひとも一歩前に出てきて欲しい、お互いの立場を尊重しながら誠意を持って話し合いを行えば、必ず納得できる解決策を見つけることができるし、そうなれば合意も可能です。
井原氏は、基地に出て行けといっているわけでなく、政府の強引なやり方は納得できないこと、市民の側に立った解決を、政府の歩み寄りを望んでいるのであって、自治体の長として至極当然です。厚木からの移駐を一部受けるといっているのであって、政府に譲歩もしている。政府は全部でなければダメだとして圧力をかけているので、まぁ、全部でなければ、計画通りに再編がすすまないから、ご主人様と思っている米軍に申し訳ないということで、岩国市に鞭を振るっていうとおりにさせようといるということなのですね。
それでは、米軍再編でいったい岩国はどうされようとしているのでしょうか。
米軍再編の要をなす岩国増強<一部抜粋です>
広島湾を巨大原水爆基地に
空母2隻体制を準備 2006年2月9日付
米軍岩国基地に厚木基地機能を移転する問題は、原子力空母2隻の艦載機をひき受け、横田や横須賀基地をしのぐ大増強をするもので、「在日米軍再編」の重大な焦点となる位置にある。岩国は被爆地広島に隣接する地域であり、広島湾一帯を核攻撃基地化することは、原爆で20数万人を殺された怒りの地への冒とくである。それだけでなくこの地を核攻撃基地の要塞とし日本を隷属させ、世界中を隷属の鎖に縛りつける出撃拠点にしようというのである。岩国基地をめぐる山口、広島県民のたたかいは、戦争の惨禍をくり返さず、日本の独立と平和を実現するうえで重要課題である。
岩国基地増強計画は「米軍再編」計画のなかで、座間への司令部移転と並び、突出した位置を占めている。住民説明会で基地増強への怒りが噴出し、岩国市長が住民投票で賛否を問うと発表した直後の6日、アメリカ大使館の米軍再編担当であるケビン・メア安全保障部長が福岡市で会見。「普天間飛行場の移設は再編全体とパッケージだ。岩国は北朝鮮に近く、極東有事に即応部隊の拠点となる。艦載機を移転し、海兵隊と海軍を統合運用するのが効率的と判断した」とのべ、厚木移転強行へハッパをかけた。「厚木移転」の焦点は「住民の騒音軽減」などにはない。進行しているのは新たな原水爆戦争へむけた岩国基地大増強計画である。
もう読んでいて、心臓がドキドキしてきました。何という恐ろしいことでしょうか!
自民党は、こうしたとんでもない米軍再編を米軍側に立って成し遂げるのを使命とし、東京の自民党が裏で動いたという。そして、市民の心理を揺さぶるデマが飛び交うという今までになかったすさまじい選挙戦だったとのことです。
売国政治(自民党)vs民族(岩国市民)
投票が終わってしまっての、今頃ではありますが、
岩国市長選挙は、日本人として、あなたにとっても私にとっても大事な大事な選挙だったのです。
井原勝介氏の当選を祈っています!!
「ふじふじのフィルター」
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/cat20018211/index.html
[コメント]
井原市長も落ちてしまったが、上の内容から見れば、今アメリカの内部はどういう状況であるかどうかの問い合わせがない。これが、大きな問題である。これが、阿修羅掲示板の政治運動の中で、実際の政治選挙に対して反映していない状況である。対話路線というけれど、市民に武器が向けられる可能性は十分にある今のアメリカ軍に基地提供は、大きな問題でしょう。まず、アメリカは自国内に、行っているテロ仕掛けを取り除く事が先決でしょう。そして、軍事裁判を受けさせる事でしょう。今のアメリカは、世界に対して信用性が無い事を自覚するべきではないですか。そのテロ内容を今、日本は論じなければならない。それが選挙活動で、問い合わせなければならない。実際は、それを行っていないし、更にこの掲示板の管理人は、その最大のテロ犯罪仕掛けの証拠品である「国際連合の地下核爆弾」の伝えているHPを言わせないようにしている。そういう現実ある事実を否定している選挙運動に誠意が見えない。伝える真実の誠実さが見えない所に落とし穴がある。
例えば、北朝鮮は拉致された事実、ミサイルを作った事実、中国も基本的に核ミサイルが日本に向けられた事実、それに対する防衛として、日米安保に基づいてんの共存防衛の話である。ここまで間違いは無いが、しかし、ここから、本当の誠実の論争が必要となる。しかし、左翼は、左翼が侵した、例えば以降の数々の市民圧制の事実を無視しての会話があるから無理が出来るのである。だから対話路線が正しいと思われてしまうのである。自分は、更にその上に書いたように、しかし以降の文が、大きな問題をアメリカが掲げているという社会的事実を問題視しなければならない。それが、今問題であるから、国家安全保障上の問題で、今アメリカは、日本国内に基地を作る事は、非常に日本国家安全保障が著しく破壊される事を意味し、今は素直に撤退し、出直しし、軍事裁判を受ける人は、素直に軍事裁判を受け、アメリカ自身の市民の安全を守らなければならない。今は、アメリカ市民は泣いているだという事を気づかなければならない。今のアメリカの政治思想は、暴力団並みの政治思想で、武器が市民に向けられると言うことである。一つはニューヨークの同時多発911事件の疑惑が上げられるでしょう。そして強制収容所出来上がっているのではないかと言う疑惑、そして、数々の原爆が仕掛けられているのではないかと、更にスーツケース入りの核爆弾の動向等、アメリカ内部の過去の市民に対する安全・安泰が、政府から見えない事実が大きく重く乗りかかっているのである。岩国の基地が、テロリストの基地になってしまう恐れが100%以上ある以上。撤退を要求する必要性があると。これは、先の給油法も同じく、最後に少し問い合わせた程度のお茶の濁しで、今度の岩国基地問題の市長選も、この問題を大きく取り上げていない。上の元市長の発言からも伺える。要するに、家族を守りたい、郷土を守りたい、国を守りたいという意思がはっきりと見えないから、肝心の基地問題にとって重要な安全保障の問題を提起できなくなり、選挙運動も見えなくなってしまったのである。これは、この掲示板の管理人も、人の命で重要な問題を見させないようにしているから、変わらないと思う。
911事件の際に活躍した警官や消防士を襲う癌の不思議(天夜叉日記)
http://www.asyura2.com/08/wara0/msg/200.html
KAL007便の生存者:その証拠と彼らの行方
http://www.asyura2.com/07/war99/msg/460.html
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シベリアで強制収容所にいるかもしれないKAL007便の乗員・乗客を無事に
家に帰らせたいのです。そして、今、ニューヨークで一番危ないのです。明日爆
発するかもしれないのです。彼らを救う為にも、国民皆さんが意識向上してもら
いたいので是非、「この投稿に拍手」をよろしくお願い致します。m(__)m
岩国市長選挙も、一言、これを強調すれば良かった。「国際連合の地下に核爆弾」を仕掛けるアメリカ政府の軍隊は、この岩国市民にも、爆弾や人工地震を仕掛けられる恐れがある。よって、撤退してほしいと。
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