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(回答先: 基地に苦悩する住民映画化 岩国の米軍再編問題追う(東京新聞) 投稿者 gataro 日時 2008 年 2 月 04 日 20:29:05)
http://www.labornetjp.org/labornet/news/2006/1154007021199staff01
西山正啓監督『米軍再編 岩国の選択』が完成(レイバーネット)
大分県湯布院町の浦田です。こんにちは。
「ゆんたんざ沖縄」「梅香里メヒャンニ」「命どぅ魂の声」「水からの速達」「朋の時間」「しがらきから吹いてくる風」などを撮った西山正啓監督(福岡在住)が以下のような岩国住民投票についてのドキュメンタリー映画を最新作として作 りました。
実は、HPやチラシをつくるなどの呼びかけの体裁がまだきちんとはできてないのですが、一刻も早く、少しでも多くの人たちに見てほしいという西山監督からの依頼で転載します。
この映画に関する自主上映会等のお問い合わせはこのメール末尾にある西山監督まで直接お願いします。
【転載歓迎】
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ドキュメンタリー・98分 西山正啓監督・2006年作品
「米軍再編 岩国の選択」
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市民の 市民によるかけがえのない体験を子どもたちへ語り継ぐために
「米軍再編 岩国の選択」〜2006住民投票の記録
● 国策の強制、引き裂かれる民意・・主権在民はどこへ 西山正啓(映画監督)
2006年3月12日山口県岩国市は米海軍厚木基地から横須賀を母港とする《空母艦載機の移駐》を一方的に押し付けようとする政府のやり方に対し、受入の是非を問う《住民投票》を実施しました。これは米軍再編に関る住民投票では全国で初めてのケースになりました。
10年前、米軍基地の《沖合移設工事》が始まり、市民は“これでやっと騒音問題が改善される”と大歓迎したのでした。基地との共存はお上の決めたことだから仕方がないが、ジェット戦闘機による騒音は耐えられない。住民にとって沖合移設は長い間の悲願だったのです。しかも総事業費は2400億円の超大型公共工事、異を唱える理由はどこにもありませんでした。
それから10年、悲願だった沖合移設工事の実態が《防衛庁とゼネコンによる談合》によって進められてきたこと、米軍再編による《基地機能の更なる強化》であったことを市民は思い知らされたのです。
住民投票(投票率58%)の結果は受入反対が圧倒的多数(87%)を占めました。市民は地元の意見を無視する形で米軍再編を強行しようとする政府の姿勢にノーを突きつけたのです。
では《住民投票》で湧き上った民意はどこへ向かうのか。それが問題の核心でもあります。住民投票を発議・実施した井原勝介市長は投票後の3月19日町村合併の成立と同時に失職、4月23日の新市長選挙で再び信を問われましたが多くの支持を得て再選されました。
これまで基地問題にあえて触れようとしなかった人たちの意識が徐々に、しかし確実に変わりつつあります。政府の強行姿勢は皮肉にもおだやかな岩国の住民感情に火をつけてしまったのです。住民投票という直接民主主義の方法を行使し、主権在民を自覚した岩国市民が、これから日米軍事同盟という国策との共存を強いられながら地方自治の在り方について何を考え、どのような地域社会を模索していくか。岩国の苦難は沖縄、厚木、座間、そして米軍再編による軍事機能の強化負担を強いられている全国関係自治体の苦難であり、決して他人事ではない。今ほど主権在民が国策に脅かされている時代はない。米軍再編は極めて我々自身の問題である。
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ドキュメンタリー・98分 西山正啓監督・2006年作品
「米軍再編 岩国の選択」
******************************************************* 映画の問合せ/092−942−7406(fax兼)
e-mail:n-aitaro@nifty.com (西山)
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