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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020401000076.html
【社会】
基地に苦悩する住民映画化 岩国の米軍再編問題追う
2008年2月4日 09時07分
（写真省略）
映画「貧者の一灯」を制作した西山正啓監督＝０７年９月、福岡市
在日米軍再編に伴う岩国基地（山口県岩国市）への米空母艦載機移転計画に揺れる市民の姿を追ったドキュメンタリー映画「貧者の一灯」を、福岡県古賀市在住の西山正啓監督（６０）が制作した。
米軍基地を抱える沖縄や韓国で住民の苦悩を撮り続けてきた西山監督が岩国基地問題を扱った「米軍再編・岩国の選択」「消えた鎮守の森」に続くシリーズ３作目。米軍住宅建設計画に絡み自然環境を奪われた住民や、激しい戦闘機騒音の下でレンコンを作り続ける農家を岩国市内の３地域で取材し、人間らしい暮らしを守るため国策と対峙する人々を描いた。
西山監督は「基地問題への賛否よりもまず、住民が現実にどんな暮らしをしているか知ってほしい」と話している。
岩国市では３日、艦載機移転計画の是非を最大の争点に、出直し市長選が告示された。１０日に投開票される。
自主上映会などの問い合わせは西山監督、電話０９２（９４２）７４０６。
（共同）
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フォローアップ:- 西山正啓監督『米軍再編 岩国の選択』が完成（レイバーネット） gataro 2008/2/04 20:32:48
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