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推薦入試用に調査書かさ上げ指示、県立高元校長を刑事告発(読売新聞)
静岡県教委は24日、2007年度の大学推薦入試の際、部下の教諭に働きかけて生徒2人分の調査書の評定平均値をかさ上げさせたとして、県西部の県立高校元校長の男性(60)を虚偽公文書作成・同行使容疑で県警に刑事告発したと発表した。
県警は受理し、関係者に事情を聞くなど捜査する。
県教委によると、この高校で06年度にクラス担任を務めた女性教諭(31)と副担任だった男性教諭(42)が、出願先の大学の推薦基準を満たすよう生徒1人の調査書の評定平均値をかさ上げした。また、別のクラスの担任だった男性教諭(39)と進路担当の男性教諭(43)も別の生徒1人の調査書の評定平均値をかさ上げしていた。
内部告発を受けた県教委が聞き取り調査を実施。4教諭は「当時の校長から働きかけがあり、改ざんした」と証言したが、元校長は否定。県教委は今年6月、4教諭を減給処分とするとともに、2件の改ざんは元校長が4教諭に働きかけて行わせたと判断し、07年度で定年退職した元校長を告発した。元校長は24日、読売新聞の取材に対し、弁護士を通じて「改ざんを働きかけたことはない。身の潔白が明らかになると期待している」などとコメントした。
(2008年7月24日20時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080724-OYT1T00642.htm