★阿修羅♪ > 日本の事件28 > 369.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 大分県教委の教員採用汚職:口利き30人以上 県教委参事、半数近くに加点(毎日新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 7 月 06 日 09:44:47)
大分県教委の教員採用汚職:発表前に合否伝達 十数年以上前から仲介者に
(毎日新聞)
大分県の教員採用試験を巡る汚職事件に絡み、県教委が口利きをしてきた仲介者に試験の合格発表前に「合否」を伝えていることが分かった。合否の事前通知は現在も慣習的に続き、十数年前までは前日の通知だったが、その後、当日の発表直前に改められたという。県警は、県教委が組織ぐるみで口利きの存在を認識した上で、事前通知という便宜を図ったとみている。
大分県の教員採用試験を巡っては、県議や有力者が仲介者となり、県教委幹部や担当者に名前や受験番号を事前に告げ、合格依頼の口利きを常態的に行っていたことが明らかになっている。
複数の関係者によると、小、中学校教員採用試験に際して口利きがあった場合、十数年前には合格発表前夜に仲介者に電話で「落ちました」「通りました」などと連絡していたという。ある元県教委幹部は「仲介者の顔を立てるために事前に連絡して便宜を図っていた。連絡しないと『何の役にも立たないじゃないか』と怒られることがあった」と振り返る。その後「あまり連絡が早いと誤解を招く」として、前日ではなく発表直前に通知することに改めた。この便宜に対する金品の授受はなかったという。
別の元幹部も「依頼のあった人には事前に合否を連絡するようにしていた。あまり前に連絡すると『何らかの操作をしているのでは』と疑われるので慎重に行っていた。なぜ特定の人だけに伝えるのかと問われると反論できない」と話す。
07年に受験生の親から頼まれて口利きをしたというある県教委OBの有力者は「合否について発表の30分前ぐらいに県教委から連絡があった」と証言した。このOBによると、県教委から仲介者への合否の事前通知は現在も行われているという。
大分県の小中学校の合格発表は、県庁内で掲示するとともに、全受験者に文書で通知している。
毎日新聞 2008年7月12日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080712ddm041040152000c.html