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中3少女暴行 米兵に懲役4年・・・軍法会議、性的虐待罪に限り(読売新聞)
米海兵隊員が今年2月、沖縄県で中学3年生の少女に暴行したとして、16歳未満の未成年に対する「暴行」「性的虐待」など統一軍法の五つの罪を問う在沖縄米軍の大軍法会議が16日、同県の海兵隊キャンプ瑞慶覧(ずけらん)で開かれた。裁判官は性的虐待罪に限り有罪とし、懲役4年(求刑・懲役8年)と服役後の不名誉除隊などを言い渡した。司法取引により懲役は3年に短縮された。
海兵隊員はキャンプ・コートニー(沖縄県うるま市)所属のタイロン・ハドナット2等軍曹(38)。誘拐、不倫、偽証罪にも問われていた。
2等軍曹は罪状認否で性的虐待罪だけを認め、「少女やその家族、日本の人に申し訳ないと思っている」と述べた。これを受け、検察側は否認された残る4罪の訴追を取り下げ、裁判官のデービッド・オリバー中佐が性的虐待罪で有罪とした。
審理に先立ち、弁護側と検察側の間で性的虐待罪を認める代わりに他の4罪の訴追を取り下げ、量刑を短縮するなどの司法取引が行われたという。
2等軍曹は2月10日夜、沖縄市街地で知り合った少女を乗用車で同県北谷(ちゃたん)町へ連れて行き、公園近くの路上に止めた車内で暴行したとして県警に逮捕された。少女側の告訴取り下げで不起訴となり、在沖縄米軍が身柄を拘束していた。
法廷は、事件への注目度から報道陣に公開する異例の措置が取られた。
米国刑事司法に詳しい駿河台大教授の島伸一弁護士の話「米国では性犯罪など立証の難しい事件を有罪に持ち込む手法としてよく司法取引を用いる。在日米軍は関係者の事件が相次いだことから、事件を有罪として厳しく対処している姿勢を示す意図もあったのではないか」
(2008年5月17日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20080517-OYT8T00381.htm