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◎「うなりながら襲ってきた」=怒号、大量の血痕−日曜の駅前騒然・土浦刺殺事件
2008年03月23日15時48分ブックマーク
「刃物を振り回し、うなりながら襲い掛かってきた」。23日白昼、男が通行人を次々と刺した茨城県土浦市のJR荒川沖駅前の現場では、血を流した男女があちこちに倒れ、怒号が飛び交った。残された大量の血痕が、日曜に起きた突然の惨劇を生々しく物語っていた。
発生直後に現場を通りかかった会社員(59)は、肩の辺りを血で染めた知人の60代男性と擦れ違った。男性は「男が大声でうなりながら、暴れ回るように刃物を振り回して、いきなり向かってきた。腕を切り付けられた」と、手で傷を押さえながら話した。男性は警察官に付き添われ、そのまま救急車で病院に運ばれた。
同駅の宇佐美博助役(49)は「刺された」「救急車を呼んでくれ」という叫び声を聞いて飛び出したところ、改札前に血を流して倒れている男女5人の姿が目に飛び込んできた。犯人が逃げた方向を追っていくと、駅前のスーパーに通じる通路上にさらに数人が横たわっており、通行人と一緒にタオルなどで手当てした。
近くに住む主婦(62)は、スーパーの前で首を切られて倒れていた若い男性に声を掛けた。返事はなく、ほとんど意識がない状態だったという。
駅前のスーパーは、警察の要請を受けて発生直後から営業を中止。日曜のため店内には多くの買い物客がいたが、全員が外に出され、付近は一時騒然とした。
時事通信社 / 提供元一覧