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「『地球温暖化論』に騙されるな!」丸山茂徳/講談社‘08年より抜粋
〈プロローグ〉
気候変動には、太陽の活動、宇宙線の照射量など、多くの要素が影響している。最近20年間ほど気温が上がっている要員の一つとして、太陽の活動が活発化していることが考えられる。
「温暖化」について、学問上の論争としては「二酸化炭素が主因ではない」と、すでに決着がついている。著者の個人的見解では、第三の説である「宇宙線の照射量が支配する雲量」によって、ほぼ解決している。
簡単にいえば、二酸化炭素を含む温暖化ガスの働きよりも、雲のほうが気温に圧倒的に大きな影響を与えるということがすでにわかっている。そして、雲の量を支配するのが宇宙線の量なのである。
第2章 二酸化炭素犯人の崩壊
〈温暖化の「結果」で二酸化炭素が増加〉
一度入ってきた熱を外に出て行きにくくする働きが、大気中の水蒸気、二酸化炭素やメタンなどにある。これらを「温暖化ガス」と呼ぶ。注意したいのは、大気中の体積比で99%を占める窒素(78%)と酸素(21%)にはこの働きがないということ。
この「温室効果」がなければ、地球上の気温はマイナス18C゜くらいにまで下がると予測されている。こうした温暖化ガスがあるおかげで、私たちは地球上で生活できている。
二酸化炭素の占めている割合を質量比で見ると、全体のたった0.05%、体積比で換算しても、0.04%にしかならない。
1958〜1988年まで、ハワイで観測した平均気温の変化と二酸化炭素濃度のデータ(グラフ)見ると、…1985年(1982年、メキシコのエルチョン火山が噴火の影響)を除いて全体的に見ると、ほぼ気温が先に上がって、そのピークの後に二酸化炭素が増えていることがわかる。つまり、二酸化炭素の増加が温暖化の結果であって、原因ではない(物理学者・槌田敦、気象学者・根本順吉も同見解)。
気温が上がると、海水中に溶けている二酸化炭素も海水の温度が上がるので、空中に出てくる。地球上の7割を占める海には大量の二酸化炭素が溶け込んでいる。
二酸化炭素は温暖化の「結果」であって、「原因」ではないということがはっきりといえる。
増えたといっても大気中における割合がもともと0.04%でしかなく、増加率は年間1.4ppmだ。世界の多くの人々は、その働きを「過大評価」してしまっている。
計算してみると、毎年二酸化炭素が1ppm増えた場合、地球の平均気温は0.004C゜づつ上がっていくという結果が出る。たった0.004C゜なのだ。
〈太陽の活動は黒点でわかる〉
ハワイで観測された1990年過ぎまでの気温データを気象庁(当時)の根本順吉氏がまとめたものを見ると、1960年代半ばから地球の気温は少し上がってきてガクンと下がり、そしてまた上がってガクンと下がって、上がっている。一つのノコギリの歯はだいたい11年(太陽の黒点周期)に対応している。
さらに、過去30年ぐらいの間にハワイの気温は平均3C゜上がっている。
「太陽黒点数と気温が非常にきれいな相関関係にあるということは、気温が高くなっているのは、太陽の活動が活発になり、エネルギーがたくさん地球に送られているのが原因だということを意味している」(根本)。
地球の寒冷化が始まるという「不都合な真実」
丸山茂徳『「地球温暖化論」に騙されるな!』講談社
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/dotpc0806.html
太陽が気候変化の原因であり、CO2は無関係である
http://www.asyura2.com/08/nature3/msg/322.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 7 月 14 日 05:47:35: 0zaYIWuUC0gac
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