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(回答先: 温暖化影響、既に世界で 異変2万9000件(中日新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 6 月 07 日 12:53:17)
IPCCですら、現在の地球温暖化の原因は、人類の活動によるものだと断定できないので、最新の報告書の中でも「可能性が高い」という記述に留めているのに、この共同研究グループは何か新しい発見でもしたのですかね?
でもね、この中日新聞による「温暖化影響、既に世界で 異変2万9000件」というタイトルの記事は、元ネタとなっている共同研究グループの情報すら紹介していませんので、無視しようかと思いましたが、一応アラスカの氷河の記述だけでも、誤りを指摘しておきます。
>アラスカの氷河の急激な縮小、山の積雪の減少など、各地の環境変化が温暖化の影響と判定され・・・
(以下、「北極圏のサイエンス:赤祖父俊一著」の37Pより転載)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8C%97%E6%A5%B5%E5%9C%8F%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9-%E8%B5%A4%E7%A5%96%E7%88%B6-%E4%BF%8A%E4%B8%80/dp/4416206356
現在、アラスカにある氷河の多くは氷が融け、後退している。
炭酸ガス放出による温室効果が原因とする報道が多いが、問題はそんなに簡単ではない。
通常、氷河の氷は一年に10〜200メートルほど流れるので、全長100キロメートルの氷河の場合、山頂に降った雪が氷河の末端に表れるまでには一万年ほどかかる。
氷河の末端の変化は、過去数百年の変化だけが現れているのではなく、一万年の気候変動の結果を示しているのだ。
また温暖化はかえって積雪量を多くすることになっている。
したがって、氷河の変化から地球温暖化を論ずることは容易ではない。
実際氷河の後退は1800年頃から起きている。
(転載終わり)
PS:温暖化の恐怖をあおる新聞報道を、この阿修羅に投稿するのは自由だと思いますが、せめてその報道内容に「事実誤認」や「誇張」が含まれていないか程度はチェックしましょうね。
でないと、未だに小泉純一郎を支持しているB層のお仲間だと思われますよ。
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