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(回答先: 温室効果ガス地球温暖化説の嘘(その87)=京都議定書は直ちに破棄すべきだ! 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 6 月 04 日 08:46:18)
http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6901588.html より全文転載。
今日の宇宙天気情報【NICT :2008年06月04日15時00分(JST))】
http://swc.nict.go.jp/datacenter/daily_latestnews.php
活動度の指数です。
6月03日の太陽黒点相対数は、0、5月の月平均値は、3でした。
6月03日の太陽黒点総面積は、0でした。
6月03日のf10.7は、66でした。
6月03日の地磁気K指数合計は、5、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、6月と、7月と、8月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ03、02、02です。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年6月5日です。本日は、2006/06/06に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.267を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.267 2006/06/06 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20060606170255000.html?start=580
●CO2はどこから来たの?
今回も、2月18〜19日夜にNHKで放送された環境ファシズム番組、「気象大異変」に関する話です。
案内役のワトソン博士の話によれば、地球シミュレータでは、地球をとりまく大気と海を、最大でおよそ一億一千個の格子にわけ、その各々の格子について、今後予想される大気中のCO2の濃度を入力するとのことでした。
しかし、はたして、正確なCO2の濃度を全格子に入力することなど、できるのでしょうか?
ここで認識しなければならないのは、まず、最大でおよそ一億一千個ある格子のうち、CO2の排出があるのは、ほんのごく一部の格子だけだということです。
ですから、残り大多数の格子に存在するCO2は、その「ほんのごく一部の格子」から拡散して来た分なのです。
となれば、やはり、排出されたCO2の振る舞いをシミュレートしなければ、駄目でしょう。
各格子の濃度など求まるわけもない。
ということは、濃度を入力することなど不可能なことになるのです。
ところが、CO2の(振る舞いの)シミュレーションは、行われた気配がないのです。
ということは、各格子に入力されたCO2濃度値は、全くいい加減な値だった…ということでしょう。
●ろくに観測もせずに…
問題は、他にもあります。
各格子に存在するCO2については、今の時点で、そこで排出された分、または、別の格子から入ってきた分の他に、もとからその格子内に存在した分があります。
これは、現時点よりも過去に、そこで排出されたか、あるいは、他の格子から入ってきたものです。
とにかく、いずれにせよ、現時点における(もとから存在した)格子内のCO2量を知る必要があるわけです。
そして、そのためには、全格子におけるCO2量を測定しなければなりません。
ところが、そのような全地域における観測行為は、行われていません。
これでは、各格子に正確なCO2濃度を入力することなど、出来るわけがないでしょう。
●入力できるわけがない
この他にも、問題をややこやしくする要素は、いくらでも存在します。
たとえば、植物による吸収の問題です。
これは、計算できません。
天候にも左右されますし、病害虫や、山火事などにも影響されます。
水による吸収も忘れてはいけませんね。
海は言うまでもなく、川や湖や池、沼なんかもかかわってくるでしょう。
これらによる吸収量など、計算できるのか?
吸収されれば、CO2量は減り、濃度も下がるでしょう。
しかし、吸収量が正確に求まらない限り、濃度も求まるわけがありません。
これで、どうやって、格子に入力するというのでしょうか?
水による吸収といえば、(降)雨などもかかわってくることでしょう。
CO2に限らず、雨は大気中の物質を洗い流す(という表現は、あまりに素人的かもしれませんが…)働きがあるものです。
その他、風など、大気の移動も、CO2の分布のしかたに影響を及ぼします。(CO2を動かす。)
また、CO2が空気よりも重いということも、分布のし方を複雑にする要素です。
このように、CO2の分布には、様々な要素がからんでくるのです。
ですから、各格子のCO2濃度を求めるには、まず、CO2の厳密なシミュレーションが必要なのです。
それは、決して容易なことではありません。
単に多くの要素が関係してくるだけではなく、関係してくるものの中に、気象と関係のあるものが含まれているということが、解析をますます複雑で難しいものにするのです。
気象はCO2濃度の影響を受けることになっているものでしょう?
以上のことを考えると、各格子に正確なCO2濃度を入力するなどということは、まず不可能なことなのです。
御存知のように、地球温暖化説によれば、ほんのわずかな濃度差で温度が違ってくることになっています。
ですから、格子に入力される濃度は、極めて正確な値でなければならないはずなのです。
ところが、その実態は、ここで述べたような調子なのです。
これでは、「お前は俺を信じなさい!」という宗教の世界でしょう。
●一致していないデータ
地球シミュレータのCO2濃度の扱いは、かなりいい加減なようです。
たとえば、番組では、CO2濃度と気温との関係を示すグラフが登場してきます。
ところが、気温が上昇しているのは、産業革命以降の時代だけなのです。
それまでは、気温は緩やかに減少。
一方、その間のCO2濃度は(ほとんど)変化なしです。
これは、一体、どういうことなのでしょうか?
産業革命以前の排出量のままなら気温は下がり続けた…ということでしょうか?
しかし、そんな証拠がどこにあるというのでしょうか?
もし、それでも、それが真実なのだ!と言い張るのならば、お聞きしたい。
気温を下げも上げもしないCO2排出量(または濃度)とは、一体、いくらなのか?、と。
答えられるはず…でしょう?
そもそも、産業革命以前はCO2濃度が(ほとんど)変化しなかった…ということ自体、本当なのでしょうか?
産業革命後ほどではないにしても、発展はあったはずです。
人間には欲があるのですから、生活や行事などの贅沢志向もあったはず。
それに、人口も増えているはず。
となれば、CO2排出量は増えていたはずでしょう。
また、開発などにより、森林などが切り開かれたこともあったはず。
となれば、やはり、ゆるやかながら、CO2濃度は増加してたはずです。
なのに、(ほとんど)変化なしとしているのです。
濃度と温度(上昇)との関係のみならず、それ以前に、濃度からして胡散臭いと言わざるを得ません。
地球温暖化説、あるいは、地球シミュレータは、コンピュータという文明の利器が生んだ、新興カルトだと思います。
(このテーマ、次回に続きます)
●村上ファンドのせい?
昨日(5日)は、世界環境デーでした。
でも、そのわりには、環境ファシズム報道が少なかったように思います。
私がお目にかかれたのは、昼間のBSニュースでの、国連の報告(砂漠での生態系への影響の深刻さ)ぐらいでした。
それも、「もし、このまま、温暖化が進めば…」という、「もしも」の話でした。
それぐらいしかネタが無かったのでしょうね。
本当は、もっと深刻な環境汚染があるのではありませんか?
国連は、地球温暖化以外の環境問題には関心がないようです。
我が国の政府やマスコミと同じですね。
それは、ともかく、報道が少なくなってしまったのは、おそらく、村上ファンドのせいでしょう。
そういえば、村上代表は、通産省にいたことがあるとか。
通産省って、今の経済産業省と関係があるのではありませんか?
こういう人(以下の人?)が集う省ではないのか?と疑いたくなるのは、はたして、私だけでしょうか?
●勝手に約束!
そんな中で光っていたのが、新聞の広告。
百合子おねえ様のデッカイ写真が載っていましたでしょう。
ま、目新しいネタは何一つ無かったのですがね。
でも、ビックリしちゃったのが、温室効果ガスの6%削減を、世界に約束した…としていること。
え?、そんな約束をすること、国民がいつ賛成しましたっけ?
選挙で民意を問いましたか?
一部の人間が勝手に約束してきたことではありませんか?
それを、日本が約束したーだなんて、冗談じゃありません。
できもしない約束を、しかも、国民の同意も無しに、勝手にするなんて、それこそ大問題ではないでしょうか?
お世辞にも民主主義的とは言えません。
無理無茶な約束をするなんて、それこそ、北海道弁で言うところの「いいふりこき」ですよ。
いい加減にしてもらいたいものです。
●なぜか数値を示さない怪
最近、レジ袋への風当たりが強まっていますが…
有料にすると、レジ袋の利用度が減るのだそうです。
でも、どれだけ減るの?
なぜか、数値は示されず。
そのせいか、温室効果ガス削減量の数値も示されず。
なぜ?
●勘違いな人たち
最近、自治体の中に、自分のところの森林によるCO2削減量を企業に売ることができるようにすべきだ!と主張する自治体があるのだそうです。
いわゆる、排出権の応用ですね、これは。
ま、目的は森林の整備にあるみたいですが…。
でも、「カネ、金」言うのは、私はどうも好きになれません。
そもそも、企業が買ってくれるのでしょうか?
売るためには、吸収量を正確に算出しなければなりません。
ですが、上でも述べたように、それは極めて困難です。
これでは、売り物にはならないでしょう。
それに、上でも述べましたが、CO2を吸収するのは、森林だけではありません。
たとえば、海だって、そうなのです。
ですから、こんなものを認めたら、それこそ、話がややこやしくなる。
これだって、あれだって…というふうに。
「金、金、金!」の京都メカニズムの弊害ですね、これは。
国が責任をもって指揮をとらないから、こういう混乱が起きるのです。
「丸投げ」屋は、やっぱり駄目です。
●カネはどこから?
ドイツのW杯を、省エネや環境という観点から持ち上げる人が少なくないようですね。
ですが、ああいう取り組みには、金が必要なのではありませんか?
金はどこから出ているのでしょう?
ドイツが、あれだけの投資が出来たのは、W杯という一大イベントで儲かる(→もとがとれる)という目論見があったからではありませんか?
それも考えずに、日本も見習え!と説くのは、あまりに無責任というものです。
ちなみに、こういうW杯をネタにしたドイツ・ヨイショを行う人には、金融関係者が多いようです。
そりゃ、そうですよね。
省エネや環境への設備投資が活発になれば、金融機関も儲かりますからね。
やっぱり、カエコロジーの世界。
●溺れる者はサマータイムをも掴む?
今年のサマータイム実験への参加者が、昨年の倍に増えたそうです。
何と、道外からも参加があるとのこと。
ただし、参加理由は、経済効果への期待。
やはり、ゼニ儲け。
その経済効果だって、相当怪しいというのに…。
ま、海水温が低い状態では、それしか理由にできないか。
参加したがる心情は理解できます。
なぜなら、地方には、好景気の恩恵がないからです。
それどころか、小泉政治による、「地方切り捨て」+「地方負担増」が…。
これでは、正気を失うのも無理はありません。
もっとも、首長が経済に関して有能なのか?という疑問もあるのですが…ね。
札幌の場合は、こちらの比重の方が大きいことは、まず確実でしょう。(笑)
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発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
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(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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