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http://mainichi.jp/select/world/news/20080923ddm007030067000c.html
アメリカの選択:08年大統領選 ペイリン氏に「二枚舌」批判
◇「利益誘導型歳出は無駄」…地元州は2億ドル請求
【ワシントン大治朋子】米大統領選で共和党初の女性副大統領候補となったアラスカ州知事、サラ・ペイリン氏(44)が「二枚舌」と批判を受けている。ペイリン氏は今回の選挙戦で、「利益誘導型歳出項目(イヤマーク)」を「無駄遣い」と批判。アラスカ州でも改革に取り組んできたとアピールしているが、実際には多額の同予算を請求しており、矛盾が際立っている。
「イヤマークを含む予算案には大統領として拒否権を発動する」。共和党大統領候補のジョン・マケイン上院議員(72)は同項目予算が議員と特殊利益団体の癒着を招くとして歯止めをかけると訴える。だが米メディアの報道によると、ペイリン氏の地元アラスカ州が今年米政府に請求した同予算は約2億ドル(約215億円)。州民1人当たりでは全米最高額にのぼる。
毎日新聞 2008年9月23日 東京朝刊