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(回答先: 戦争を行った全ての国は未来永劫賠償しなければならない。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 1 月 02 日 12:25:56)
本当にあきれた人ですね。
人間、生まれる時と場所と両親を選ぶことはできません。
遠い先祖に「戦争の加害者になった人」を持つ人と
遠い先祖に「戦争の被害者になった人」を持つ人が出会ったら
そのふたりは、平等でも公平でもなく、加害者の祖先を持つ人が、被害者の祖先を持つ人に謝罪して慰謝料でも払うのが「本当に理にかなっている」と思っているのですか?
2人は初対面で、2人の間には全くの利害関係もなく
祖先に加害者を持つ「全く悪いことをしたことがない人」が、「自らは誰からも不利益を受けたこともないのに、先祖に被害者を持っている」というだけで、有利になるというのは「個人の人格の独立性」も「人間の平等性」も無視した暴論以外の何物でもなく
「血族」というような「血による種族などの優位性を是認する」時代遅れの愚論です。
国家主義から世界主義へという日頃の主張にも矛盾する「ご都合主義の強弁」ですよね。
ちなみにKは「相続時精算制度」などでも分かるように一貫して「血縁関係」というような迷信的な考え方は捨てて、個人の独立的尊厳を考えるようにしています。
親族から「犯罪者が出た」というような理由において、村八分的な状態を作り、本人には全く罪のないことへの報復とか嫌がらせを行えるというような考え方こそが「差別」を生むのです。
日本が、成長的に富みを得ている状況の時なら、アジアの貧しい国に救済や援助をするのも良いことですが、自分の国の国民が貧困に苦しんでいる状況下では、優先的に日本国民を救済することを考えるべきでしょう。
良いですか、日本国の国が自国民を優先的に救済しようとしなければ、よその別の国が救済してくれるわけがないのです。
これが、日本国だけが自然災害でもあって災害救助でも求めている状況下なら別の国からの救済や援助があるかもしれませんが、現在は「世界中が、自分の国の国籍を持つ人の救援をするのが精一杯というような大不況」であり、どこの国でも、よその国の国籍の人などに回す余力があるわけではないのです。
いつまでのも、GDPで世界のトップ争いをしていた頃の日本であるような価値観を引きずっているものではありません、すでに日本の「国民ひとりあたりGDP」は先進国中ビリで、世界で19位です。
その「GDP」が一部の資本家層に集中している中で、なけなしの国民の血税を、よその国の人に振り向けようなんてことをしたら、日本の貧困層は、ますます貧困になってしまうのです。
自分は金に困っていない人の立場で、好き勝手なことを主張しないでください。