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(回答先: 野に伏し、山に伏し、我、木霊と言霊の残響の裂け目より、現れ出ん 高原山の畏怖 投稿者 愚民党 日時 2008 年 12 月 28 日 11:25:39)
高原山黒曜石産地遺跡群で国内最古の採掘坑 後期旧石器後半と確認
2008.2.23 02:23
栃木県矢板市下伊佐野の高原山黒曜石産地遺跡群で発掘調査を進めている矢板市教委の調査指導委員会(代表・小野昭首都大学東京教授)は22日、後期旧石器時代後半(推定1万8000〜9000年前)の黒曜石の採掘坑跡が確認されたと発表した。黒曜石の採掘坑跡としては、長野県長和町の鷹山遺跡群の縄文時代後期(約1万年前)を抜き国内最古となりそうだ。
調査委では、昨年9月に剣ケ峯(1540メートル)の山頂付近で、黒曜石の採掘坑(現状では幅1・5メートル、深さ約1・7メートル)を確認。縦2メートル、横1メートル、深さ約1・7メートルにわたって試掘した結果、黒曜石を槍先として加工した尖頭器(せんとうき)(長さ約5センチ)十数点が覆土の中から出土した。黒曜石の大きな原石も確認されたことから、「黒曜石採取と尖頭器生産が集中的に繰り返し行われた採掘坑跡」(調査委)と判断した。
このほか、採掘坑跡の上部の地層から細部加工の石器なども大量に出土した。
小野教授は「これまで後期旧石器時代の黒曜石の採掘坑跡は確認されておらず、従来の資源開発のイメージを塗り替える発見」と説明している。
発掘調査は、国庫補助事業として平成18年から22年度まで行われ、遺跡の年代、範囲、性格などを明らかにする。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/080223/tcg0802230224002-n1.htm