★阿修羅♪ > 雑談専用34 > 129.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【まちがいなく総選挙どころではなくなった(天木直人のブログ) クマのプーさん】
http://www.asyura2.com/08/senkyo55/msg/190.html
という記事を読んで、真っ先に思ったのは、相当数の団塊の世代の人たちの退職金は「今回の株安で失われたであろう。」ということである。
ご存知のように、自民小泉氏は「貯蓄から投資」という流れを作り出した。
「郵政民営化が改革の本丸」というのは、金融機関を通した間接金融から、企業に直接投資ができる直接金融への移行によって「民間市場を活性化」しようという意味での「本丸」であろう。
このことについては、Kは以前にも警鐘を鳴らした。
【みんな考えが甘い気がする。 考察者K】
http://www.asyura2.com/0510/idletalk15/msg/552.html
基本的に、普通の企業は60歳定年退職となる。
しかし、年金が満額で受給されるようになるには65歳まで待つ必要がある。
仮に年収700万円の人が60歳で定年退職したとして、退職金2000万円を貰ったとして、「ペイオフは1000万円までの保障なので、基本的に一つの銀行には預けられない。」
かと言って、「2000万円では、700万円の生活水準で暮らしていた人では、3年しかもたない。」
そこで、多くの人が「株を買って資産運用する」という流れになる。
以前のKの言葉では
【投資に参加せざるおえない社会というのは「無理やりパチンコをさせられるような社会」である。恐ろしいのは「パチンコをして儲けなければ生活が成り立たない」事である。パチンコに参加しなければジリジリと貯蓄が目減りしやがてはジリ貧から自殺に追い込まれるならば「一か八かの賭けに出よう」と勝負にでざるおえない状況を「政府が作り出した」のである。】
という内容であったわけだが、団塊の世代があらかた、投資という資産運用を始めた、今、株は一気に半額以下に下がり、今も不安定な状況である。
この団塊の世代というのは、日本だけのことではないだろう。
第2次大戦は1845年に終わった。つまり、戦後復興期に生まれた世代は2006年から数年間に定年退職を迎える。これは、日本に限らず、世界的に同様な状況が多いのだろうと思われる。
もしかしたら、全ては「世界金融資本」の計画の内なのか?
300人委員会は、働けなくなった家畜たる年金生活者を破産させ、駆逐しようとしているのかもしれない。
そもそも、なぜ、最初にリーマンブラザーズが潰れたのか?
専門家の見方では「赤字倒産ではない」という声もある。
基本的に、客の入っているパチンコ店が倒産するなんてことはない。
この、全ての人が投資をしている時代に、真っ先に投資会社が倒産するのは理屈に合わない。
巨大すぎる陰謀によって「世界金融恐慌のシナリオが進められている」という可能性は否定できないのではないだろうか?
ペイオフから、小泉郵政民営化、団塊の世代の大量退職・・・
あまりにも、出来すぎた流れに乗せられているという気がする。