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(回答先: こちらの質問にも答えて頂けないでしょうか? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 10 月 04 日 23:25:41)
>為替レートの違いにより、同じような労働をしても、
今まで工業化が遅れていた国の労働力単価が低く設定されていたことと。
先進国が賃金の安い国に人件費が安いことから投資を促し、数値制御(ロボット化)
で誰でも同じような製品ができる設備を持ち込み、そこで作らした商品を先進国(人
件費が上がってしまった国、日・米・欧等が輸入し購入している)のが現在の状況です。
そこから輸出する国としては自国の通過を低く抑えるため逆ににドル買等為替介入を
して輸出を伸ばす政策を採っているのです。
賃金を安く抑える、それは誰がやっているのかということは投資をした国、工作機械
(食糧生産機を入れて)を持ち込んだ企業が賃金が上がらない工夫(簡単に労働者を
入れ替えてしまう)等で安価な製品を他国に輸出している。
そして為替介入で自国の通貨の値上がりを抑える政策は一部の上部を支配している層と、賃金が安くても自己の労働が売れれば良しとする貧困層の利害が一致してしまう
ためです。
>国によって、大きく配分格差があることに関しては、どう思いますか?
国によってではなく人によってではないでしょうか。米国でも日本でも配分を満足に
受けられない貧困層の部類に入る人がいる反面、他人の労働から得た利潤で豪勢な生
活をエンジョイしている層の人間もいます。
>民族主義云々の前に、厳然とした、差別環境が存在してしまっているのが、
現状の世界なのです。
だからといって民族差別につながることは人間的でないと思いますが。
この状況を打開するには労働をすることもできない状況の中(失業の増大)で貧困で
苦しむ人たちが世界的な連携の下、手を取り合って経済を人間全体のものとしていく
ことが重要だといえます。
経済は一部の人間のものではなく人間全体が知恵を絞り生活をエンジョイできるものではなくてはなりません。
今度の金融危機それがひとつのチャンスかも知れません。