★阿修羅♪ > 雑談専用32 > 774.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
本日のサンデープロジェクトを見ていて、司法の改革案を考えていたところ、なんと、Wikipediaにおいて「西山事件が削除されている」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6
では「西山事件という項目はない」となっている。
ちなみに「今なら、キャッシュ」で「西山事件の確認はできる」
http://209.85.175.104/search?q=cache:wMMJjhgUwMgJ:ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6+%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp
概要を簡単に示すと「沖縄返還」において「政府とアメリカに密約があり、政府は国民をだまし続けた」という事件であり、事件の「内容」については「各種証言・証拠から、ほぼ証明された」のにも関わらず、政府は嘘を認めず、司法は判断を避けて逃げ回っているという「日本の恥」のような事件である。
他にも司法制度の歪みの証拠として
横浜事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6
とか
立川反戦ビラ配布事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E5%B7%9D%E5%8F%8D%E6%88%A6%E3%83%93%E3%83%A9%E9%85%8D%E5%B8%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6
という「司法制度がおかしいことを証明する事件」はある訳であるが、今回のサンデープロジェクトでは果敢に「タブーに立ち向かった報道をした」のである。
本来なら「三権分立」であるべきで、司法が政府に媚びるような状況があるのは近代国家として「恥」なので、これらの一連の事件は「非常に問題」なのであるが、現実的には政府と司法は「国があってこその存在」であるから、自らの存在基盤に関する判断をする場合には、どうしても「保守的になる」だろう。
国の司法機関に「国が訴えられる状況の裁判をさせる」という状況では、公平な判断など下せないのだろう。
国の政策などの司法判断をする場合には「公平な第三者として、国外の裁判官などを召還する等」の工夫をしない限りは、今後も同様な「歪んだ判断がされる」のだろう。
まあ、「外国からの召還裁判官」と「退官した裁判官OB(在職時に反動的判決を下さなかったと評価できる人)」と「民間裁判員」という「国との直接的利害関係の少ない者」の組み合わせで「公平な判断を下せるようなシステムを構築する工夫を考えるべき」であろう。
それにしても、西山事件が「Wikipediaから削除される」ようだと、日本が「中国の情報非公開性」を批判する資格はないと言うことになるのだろう。
このような状況こそが「本当の意味での日本の恥」と考えるべきだろうと思う。