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(回答先: 是非、「上げ潮派」の意見が聞きたい。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 8 月 10 日 16:36:21)
現在、政策では「上げ潮派」と「財政再建派」そして「黒字化目標先送り派」に分類されるようですが、どこれこれも揃いも揃って愚策です。
増税による「財政再建」が成功するためには「生活者・消費者に税の負担能力があること」が前提ですが、現在は国民年金も未納というワーキングプア層が増殖しているので「無理」です。そんなことも「金に不自由しない政治家は理解できていません。」
上げ潮派は「増税を先送りして、経済成長の経済成長を高め、プライマリーバランスを黒字化を図る」という路線ですが、どこにも「経済成長を高める要因もない」のが理解できていないのです。
多少の「金融緩和」や「イノベーション」程度では市場活性化から税金の自然増収などあり得ないことです。
「上げ潮派」の目論見が達成するには「内需拡大による市場の活性化からの税金の自然増収」が不可欠ですが、「消費者だって無い袖は振れない」のです。
更に言うと仮に「袖があったとしても」、内需拡大の本当の障害となっているのは「失業不安・将来不安・老後不安」という「先行きの不安感」であり、多くの人が「保険・貯金貧乏になっている」という経済状況と言うことを「将来不安がない政治家は理解できていない」のですから、上げ潮派の目論見など「はじめる前から破綻している」のです。
で、残るのは「黒字化目標先送り派」ですが、先の麻生案などを考えると、ソフトランディング的に「財政再建をする」という藻掻きが感じられますが、きっと「エンバグ（歪みを直そうとして新しい歪みができる事）」します。
基本的に今の政治家には「庶民の貧乏」も「先行き不安」も理解できていないから「何も期待など出来ない」という結論にしかなりません。
ハッキリ言って「相続税の抜本改革」か「強制ペイオフ（経済リセット）」もしくは「金持ち大増税」以外に道はありませんよ。
- しかし、日本経済も、なかなか踏ん張りますよねぇ。 最大多数の最大幸福 2008/8/10 19:46:47
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