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Kは「貿易黒字の国が破産するはずはない」と主張していた。
でも、若干、認識の変更を必要とするような記事に出会ってしまった。
今は一寸忙しいので、ゆっくり研究する時間も考察力も低下しているので、メモとして記録しておきたい。
【書籍『黒字亡国 対米黒字が日本経済を殺す』 三國陽夫 【朝日新聞 06年】 ブッダの弟子】
http://www.asyura2.com/08/hasan56/msg/756.html
鋭い視点である。
実は、この点はKも気にしていた。
実は、あまり話題になっていないが「橋下総理のジョーク」という話がある。
簡単に言うと、橋本総理がジョークとして「日本の所有する米国債を売る」と言ったら、えらいことになったという事件である。
詳しくは、この辺のリンクを読んでいただくとして
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=33
実際問題として「日本が米国債を買い支えているから、米国は保っている」という部分があり、「その買い支えた米国債は、事実上、不良債権と化していて、売ることなどできない」というのが半ば既成事実と化しているのである。
これでは、貿易黒字も糞もなく、日本は事実上「貿易赤字」の国と言う事になる。
これは、前に友人が言っていたことだが、「株で大儲けをしたと言っていた人がいるが、儲けた時に現金化しなければ、帳簿上で金持ちなだけで意味はない。でも、そういう人ほど、現金化できず、むしろ更に、現金をつぎ込んで、気が付いた時には大損していたりするんだよ。」
で、「だから、こつこつ働いて貯まったお金を使った方が、勝ち組さ、帳簿上でいくら金があっても使えなければ、意味がない。」という意見だった。
日本は、日本が苦労して稼いだ貿易黒字を、米国債という「現金化できない帳簿上だけのマネーに変えている」のだとすると、国民の暮らしが「良くなるはずがない」とも言えるだろう。
それと
【日本を滅ぼす「プランC」の恐ろしさ(シンクタンク大磯事務所) もみの木】
http://www.asyura2.com/08/bun1/msg/181.html
この意見、良いですねぇ〜
玉虫色の対応が好きという日本人の弱点を見抜いている意見です。
実際に、日本という国は「労働者にとって非常に住みにくい国」となっていて、一生懸命に働いても、その先に待っているのは「過労死・過労自殺・貧乏暮らし」という可能性が非常に高く、勝負の大半は「生まれた時の親の財産」で決まってしまうと言う「夢も希望もない」という国に成り果てています。
で、一寸、大博打打って、失敗しても「一生国に食わせてもらう。」
まあ、少し不自由ではあるでしょうが、冬の雪の中で路頭に迷うのや、おにぎり食べたいと餓死するのよりは「100倍平和」と言えるでしょう。
死刑を廃止するのなら、犯罪者が震え上がるような罰を用意しないとね。
最近、芸能人も高学歴の人ばかりになってきて、クイズ番組などだと「東大・京大対決」なんて事も起こってきている。
「知識量を競っても、まず、コンピュータには勝てない。」勝てるとしたら「サバン症候群の人」くらい。
基本的に「発明」というのは人間たる「英知」だと思う。
発想力、創造力、といったものだけど、最近の日本人はこの辺が非常に低下しているらしい。
基本的な能力(記憶力・知識)はそれなりに高いが、応用力が欠如しているらしい。
この辺に手を入れないと「国際競争に勝ってこない。」
で、人海戦術・精神論となる。
なんか、未来は暗い。