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(回答先: 影の闇殿もこう追い詰められると辛いねー 投稿者 Ddog 日時 2008 年 6 月 20 日 03:19:56)
イチイチ手取り足取り、噛んで含めるようにして言わなければならない、それでも理解出来ない、加えて本を読むことさえ出来ないときたら!
もしお前さんが「南洲残影」を読んで、西郷決起の理由を語る以下の箇所に着目していないか読み飛ばしていたのなら、それこそが、言葉とは裏腹に、(司馬史観なる)イデオロギー(固着した思考)に丸ごと囚われていることを示すものだ。
「「天子」と皇族が、そしてそれを欺く政府の「姦謀」が、共に相寄って自らの国を滅ぼそうとしているとすれば、この事だけはどうしても許すことが出来ない」(『南洲残影』)
つまり江藤淳は、明治新政府は盲目的にこの日本を西洋化させ、精神的に亡国の淵に追いやらんとしているとして、国を滅ぼそうとする天皇と皇族と政府の姦謀(かんぼう)を粉砕する、ということに西郷軍決起の真相を見ているーということだ。 学生時代からそのように見ていたオレからすると、今頃か?と思ったけどねw
>1冊ほぼ先ほど読破したが、影の闇殿の主張する江藤淳の「南州残影」の執筆動機「天皇の憲法擁護発>言」など、「南州残影」上程半年後に書かれた「南洲随想」には一言も触れていない。
自分が解らない事は存在しないコトなのか?ww オソレ入った態度だなwww
考えて見るがいい。 もしそこに「天皇の憲法擁護発言」を入れると、それは批評(文学)というより政治的書物になって仕舞う。 前後の状況から考えて、批評業のピリオドになる作品に、そんな生々しい要素は入れるはずはないだろう。 但し、ギリギリの処でそれは匂わせておる。 桶谷秀昭氏との対談でそれが読み取れなかったら、お前さんアウトだぜ。w
批評に限らず、凡そ物事を論じるとは、単に字面なり現象を見ることだけではない。
行間を読み、対象に分け入り、その背後にある関係を再編成していくことでもあり、それにはそれなりの能力なりセンスが要る。 言ってるコトが解るかね? これ程の無知を晒してること自体、何度も繰り返すが、お前さんには能力、センスが無いということだ。
オレは現在進行形で読んだ、但し店頭でなw
「南洲残影」の刊行時に、雑誌で「西郷の遺志を継いで」とか「天皇に諫言」とか語っておった。
それまで冷ややかに見ていただけに、西郷を評価するなんて、江藤淳に一体何が起こっているのか?と驚いたことを覚えているんでね。
>私の記憶では天皇陛下の憲法擁護発言があったのは2006年の正月の年頭の挨拶であったと思う
www、平成元年の「憲法擁護発言」が右派勢力に極めて深刻なダメージを与えたことをオレは知っているんでね。 これで、右派勢力(アメリカの手先ども)は暫く息の根が止められたなと想うと同時に、これでいよいよ右派メディアの皇室バッシングが酷くなるとウンザリしたからな。
現天皇には冷ややかな視線が、とうとう失語症にまでなった程、その分だけ皇后への凄まじいバッシングがその後に起きたこと位は知ってるだろ?
もし知らなかったというなら、「天皇制を守る」と発言している割には、その現実については何も知らないし、知ろうともしていなかった、ということか?www そうだとすると、どうやら口の割には、天皇に対する肯定否定とはキョリを置くオレより遥かに、我ガコトニアラズーってことか?ww