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(回答先: Kさんの持論は、よく理解しているつもりですし、支持もしています 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 5 月 10 日 14:18:10)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
実はこれから書くことは、K自身あまり自信がありません。
最近、思ったことです。
切っ掛けは
【パチンコなんか禁止してしまえばいい 最大多数の最大幸福】
http://www.asyura2.com/08/idletalk31/msg/287.html
と言っても過言ではないでしょう。
これを読んで、Kは以下のように思いました。
「確かに、北朝鮮にお金を流出してしまうパチンコなら問題だけど、地域にお金を落とすパチンコなら、パチンコする人の余剰資金の地域還元になるし、税収も伸びるのだろうなぁ〜」と思った訳です。
大阪に限らず、地域経済を閉鎖経済(=箱庭経済)と仮定した時、その地域から資金の流出が無い限りはできるだけお金は巡回していた方が、みんな幸福な気分でいられるのです。
その幸福度は、一言で表現してしまうと、「無駄遣いの量」とも言えます。
これを逆に言いますと。「最大多数の最大幸福さんが無駄遣いをして、幸福感を得るには、他の人が、いっぱい無駄遣いをしてくれた方が、可能性が高まる。」という事なのです。
分かりますか?
でも、これは無闇に信じてもいけません。Kの戯言は毎度のことです。
良く自分の頭で判断して下さい。
さて、本論に行きます。
>【しかし、労働者階級内での格差も、既に大きくなり過ぎています。
ここは、ある程度、是正されなくてはなりません。
「公務員VS民間労働者」ではありません。
「高所得者VS低所得者」です。】
ここの【「高所得者VS低所得者」】というのが疑問です。
多分、ここが「高資産者VS低資産者」でないと、問題は解決しないのです。
資産格差というのは「所得の高低」ではなく「保有資産の高低」で見極めるべきなのでしょう。
極端に言いますと、中古の軽自動車に乗っているのも、高級車に乗り回しているのも「幸福度」には差はないのです。
早い話が、収入に応じて、無駄遣いをして市場経済の活性化に役立ってくれているなら、セーフと言っても良いのでしょう。
全ての人が、収入に応じて生活レベルが構築されているのなら、その差はいずれ埋まるのです。
例を上げると「携帯電話」ですが、こんな便利なものは、Kの子供の頃は夢のようなハイテク商品でしたが、今や、貧困層の人でも使っているでしょう。
これは、多くの高収入の人が「高い料金を出しても買ってくれた結果として、大量生産から低所得の人でも買える金額まで下がってきた。」のです。
Kが社会人になった頃は「テレビが10万円(14インチ)、ビデオが20万円(3倍モードもなく、早送りも遅い奴)、パソコンが30万円(ファミコン並の8ビット機)もしてました。」
そこをよく考えた上で、「官製ワーキングプア」を生み出すことが、プラスか?マイナスか?を良く見極める必要があります。
市の職員だって、ほとんどの人は生活はカツカツだろうと思っています。
サラ金に手を出し、公金横領の犯罪者に追い込む事になる人もいるでしょう。
収入で生活レベルは構築されるのです。家のローンとかマンションの家賃、自動車のローンなどは収入が減ったと言ってもすぐには変えられないでしょう。
仮に貯蓄が無い人だと、賃金カットをすると「自己破産」することになります。
ワーキングプアより高い収入があっても、築かれている生活の土台の維持費コストが違うのです。
経済学的に考えれば、縮小財政に入った時から、負のスパイラルの連鎖が始まります。
それを、モロに食らうのが貧困層になります。
福祉が切られ、不景気の中で、雇用餓打ち切られ、個人商店が閉鎖されるという循環になるからです。