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「一日8時間」「週40時間」が労働基準法で定められた労働時間である。
これは、これで立派なひとつの基準である。
しかし、よく考えてもらいたいのだが、デスクワークの8時間と、
肉体労働の8時間では、かなり中身が違うだろう。
もちろん、個々人の適性や好みの問題もあるが、
一般的には、肉体労働の方が、「しんどい」と言えるのではないか?
わたしは、両方の労働経験があるから、特に痛感することなのだが、
身体的負担の多い労働には、一日8時間でも長いということだ。
労働の中身を考えずに、一律な基準を設けるというのは、あまりにも
短絡的ではなかろうか。
「肉体労働8時間」に耐えられずに辞めてしまう人でも、
5時間なら続けられたかもしれない。
また、新しく、5時間なら仕事をしようと思う人も多く出て来るかもしれない。
肉体労働には、「少ない労働時間」と「高い賃金」が、絶対に必要だ。
こういう世の中になっていないから、社会が歪むのだ。
とにかく、新聞読んでるだけの奴とかメールで指示してるだけの奴の方が
給料が高くて、現場で汗水垂らして働いている人の待遇が低いのは、おかしい。
「デスクワークの8時間」と「肉体労働の8時間」も、全然違う。
今は、デスクワークをやらせて貰っているが、この考えは、
肉体労働をしていた頃より、さらに強くなっている。
もっと現場で闘っている人たちを大事にする世の中じゃないといけない。
デスクワークの仕事なんか、ほとんど誰でも出来る、わたしに言わせれば
価値の低い労働に過ぎない。