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(回答先: 優先順位の問題かもしれません 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 3 月 29 日 22:59:36)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
>【しかし、では何故、3Kの職場は、常に人手不足なのでしょうか?】
苦しいから避けられるというより、イメージ的に避けられる度合いの方が多いという気がしますが、人間の心の中に「仕事の貴賓が形成されている」という部分はあるのでしょう。
と言うことは「Kが職業に貴賓はない」とか建前論を言っても意味はないという事です。
>【日本人がやらないから、外国人を雇わざるを得ないのだという意見が出ていましたが、「肉体労働が、しんどい」というのは、いみじくもこのことでも証明されてしまっているのです。】
多分ですが、「肉体労働が、しんどい」という事が全てではなく、その仕事を「私のような(高貴な)者がするべき仕事ではない」というような(業種的な)差別意識が働くのではないか?と思います。
実際、いろいろな職場で正規職員の会話に「そんな仕事はアルバイトにさせろよ」というような事はあると思いますが、仕事そのものは「その仕事だけやっていれば良い」のであれば「正規職員でも楽に出来る仕事」だけど「正規職員はやりたがらない」という仕事はあるでしょう。
肉体労働の基準も問題ですが、たいていの場合「8時間目、一杯に詰め込まれていて、疲れ切ってしまう」というような仕事は、あまりないと思います。
格闘技などを見ますと「本気で肉体を極限まで駆使するようなものだと、10分程度で疲労困憊になる」ようですから、適度に休みながら行いますので「作業そのものは誰にでも出来る」という肉体労働が多いのでしょうが、「誰にでも出来る」からこそ、自分がやるべき仕事ではないという「意識が生じる」という事があるのでしょう。
>【わたしは、肉体労働は、労働時間を短くするか、給料を大幅に引き上げるかして、もっと魅力を持たせるべきなんだと思っています。】
多分ですが、多くの人が「肉体労働の方が労働としての価値は低い」と思っているのでしょう。
さらに、年齢を重ねた後のことを考えると「肉体は衰える」という「将来設計」もあるのでしょう。
現実問題として「肉体労働」の対価報酬を引き上げ、「頭脳労働」を引き下げたとしますと、「肉体労働」を出来る「新人・若い」という期間は「高収入」でいられますが、肉体が衰え「デスクワークに移動すると、低収入になる」と言う事になります。
ただ、「優先順位」という考え方、および「肉体労働に魅力を持たせよう」という意見は「その通り」だろうと思います。
>【デスクワークが、全部、ラクというのは言い過ぎかもしれませんが、傾向的には、肉体労働の方の労働条件改善を優先的に進めるべきだと考えています。】
労働者全体の地位向上の中で「労働の種類による賃金格差」は無くしながら、全体的に底上げをしていく必要性があると思っていますが、特に、職業定着率の低い職業を優先的に待遇改善をしていく必要はあると思います。
現実的に「ブルーカラー」と呼ばれる労働は「労働価値が低い」という認識が生じてしまっているのでしょう。
「職業に貴賓はない」という意識付けも大切なのでしょうが、そんな理屈ではなく、実践として「人気のない職業は人気が出るようにする」という事の方が大切なのでしょう。
よって、Kがいらん事を書いたと言うことです。
大変失礼いたしました。m(__)m