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(回答先: 訴訟より先にまず労働組合の結成が先決かと 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 2 月 21 日 13:19:43)
団体交渉の威力を実際に知らない人の想像論に聞えます。
ダイナモさんは忍耐強く説明されていますが、言われている事は我々から見れば初歩的な常識で、議論するような内容ではありません。
さして若くもない方々が、国営放送でも扱う程の昨今の労働状況の悪化をみて、俄作りで労働問題を云々しているのでしょう。遅きに失しているとはいえ勉強するのは良いことでしょう。
しかし、今日の労働市場の自由化のもたらした結果は、この掲示板でしばしば語られているような小泉内閣から始まった問題ではありません。
バブル崩壊後の90年代初頭から積極的に労働市場の自由化を主張する論者がマスコミに登場するようになりました。
その時点で、財界の意向と政府方針は一致して決まっていたのですが、需給バランスを理由に労働市場の流動化を正当化する当時からの主張は、ヨーロッパ社会なら即刻、社会的死を意味する内容ですから、それらの論者が恥も制裁もなく平然と生きていられる日本社会の知性と倫理に既に問題がありました。
結果が出て騒ぐ。
思い出すと民主党の海江田万里などもその典型なのですが、小泉自民党を批判して民主党を推す人の底の浅さと社会科学的知識の無さは、将来有効性を持つものなのでしょうか。現在、自民政権に反対している人達は、小泉内閣発足時の8割を超える支持層の中に入っていなかったのでしょうか。
彼ほど一貫した政策を遂行した首相は、多分戦後存在していません。それにもかかわらず、初め支持して、後で反対する。僅か数年先の結果が見えないとでも言うのでしょうか。
とても理解できません。
中には、小沢慰留劇の後でも小沢を除く民主党を夢想する人までいます(笑)。小沢が政権を取ることはあっても、民主党が単独で政権を取ることは決してありえないにもかかわらずです。
民主党が選挙で勝てば、小沢が政権を取り、民主党は解党して無くなる。
まさか、こんなことまで解説が必要なほどに愚かなのでしょうか。どうなることやら、何事もそんな人の手に負えるとは、とても思えないのですが。
この掲示板がこの国の平均なら、将来がさらに深刻になるのは避けられません。