★阿修羅♪ > 雑談専用30 > 323.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 独立系の労働組合とは何度も共闘したこがありますが。 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 2 月 23 日 03:30:59)
先の文はダイナモさんと対話している方達に対する内容で、スレッド全体についての意見です。一連の会話を見て、労働問題を正しく理解しているのが貴方だけだという事を言いたかったのです。
ダイナモさんの主張は個人的見解というより、本来、普遍的に社会が共有すべき常識です。それが、日本ではそうなっていないというところに歯痒さがあります。長年作為的に作られてきた、正しい社会教育の欠落のために、正当な労働問題の解決方法さえ国民が知らない事態になっているのです。
この掲示板に参加している中高年者にしても我流の考え方しかできず、諸外国では昔から常識になっている基本さえ根付くことなく、社会が朽ち果ててしまっていることが嘆かわしく思えてならない。
戦闘的労働組合、不思議な表現でしょう。労働法規をそのまま運用して、そこで認められている主要な権利(団体交渉権、争議権)を制度上最も標準的なやり方で行使する。そうすると、日本では戦闘的と称される。
もう、笑うしかないのです。世界中の常識が、この国では通用しない。一般教養が既に権力によって歪められている。ダイナモさんのような社会常識でしかない意見が、一個人の意見となってしまう。
例えばここでは世界の事を論じている様で、実は世界の標準には届かない我流の意見を一生懸命やっている。生まれてずっと教育から疎外されてきた人が、個人的な経験から社会的不条理について突然考え出したような意見ばかりです。
基礎が無いから、俄然謀略論が活況を呈す。これは、無力さの表現です。世界を考えるにも構造解析の仕方を知らないから、権力の直接的意図を探ってしまう。まるで世界が、世界権力の意図で動かされていると直截に考える傾向が強くなる。権力のコントロールできる事と、権力を超えて、それさえも押し流してしまう歴史構造の区別がつかない。
東大の大学院で教鞭を執っている兄弟と話す度に説教をしなければならない。才能がある者は日本を出ていってしまう。本人等もその事を自覚している。現下の政治には関われない立場なのに思い出したようにこういう場所で文句をいっている。なんとしたものか。確実に悪化していく先を見ていると、この状況は何とも割り切れないものだ。