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(回答先: ワークフェア(Workfare)とベーシックインカム(Basic Income) (参考資料) 投稿者 kaname 日時 2008 年 1 月 17 日 19:08:46)
ワークフェア(Workfare)とベーシックインカム(Basic Income) (参考資料)
http://www.asyura2.com/08/idletalk29/msg/257.html
投稿者 kaname 日時 2008 年 1 月 17 日 19:08:46: 3X28X40b0xN.U
2. ベーシック・インカム
ベーシック・インカムとは、通常の最低所得保証制度に対して「就労に基づく給付」の条件づけを要請するワークフェアとは対極にある代替的福祉制度構想であり,無条件給付を特徴とする。すなわち,それは当該社会の政府によって全ての社会の構成員に賦与される所得であり、(1)その個人が労働市場に参入して、就労する意欲を持っているか否かに関わり無く、(2)その個人が富者であるか貧困者であるかに関わり無く、(3)その個人が誰と住んでいるかに関わり無く、そして、(4)その個人の居住地域がいずれかであるかに関わり無く、支払われるものである。これは,日本の生活保護制度などの最低所得保証制度と以下の点で異なる。最低所得保証制度における福祉受給者は、(1)疾病や何らかのハンディキャップのためにそもそも就労する事が出来ないか、もしくは就労する意思を持っていながら失業などのため、現在就労していない旨を証明しなければならない(ワークテストの存在)、(2)国からの受給に値するほどに、十分な所得の源泉を持たない旨を証明しなければならない(資力調査の存在)、(3)受給に値するとしてもどの程度の受給に値するかは、その個人の属する家計構成、及び、その個人の居住地域の特性に依存して決定される。
またベーシック・インカムは、ミルトン・フリードマンなどが提唱したいわゆる「負の所得税」(negative income tax)とも、主にその手続き的性格において違いがある、とされる。すなわち、第一に、ベーシック・インカムにおいては一定の所得が全ての個人に事前に与えられ、その上に各自が自由に所得を増やすべく経済活動をする事が可能であると考えられるのに対して、負の所得税は勤労所得額が一定以下の場合に限って事後的に給付される。第二に資力調査の実施を伴う負の所得税に比して、ベーシック・インカム政策はその行政的執行費用の面で安上がりである事が期待され、ひいては給付の維持可能な水準がより高くなる事が期待される,と理解されている。
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kaname さん、こんばんは。
以上の掲載の部分が、とても納得できるのです。
人間は生存環境のステージをすっかり変えてしまって、そこで生きる為の
生活の手段が貨幣を用いないと、手に入れる事が出来ないような環境にして
しまったので、その社会に生れてくるすべての生命にたいして
時の政治権力が、その社会で生存する為の原資(貨幣・通貨)を
生れた個々人、総ての個々人に渡す義務が生じていると考えるのです。
http://www.asyura2.com/08/idletalk29/msg/165.html
労働と引き換えに受け取るものではなく
人間として生きる(成長する)生存権の為の原資ですから
扶養手当のような性質ではないでしょうか。
人類皆家族と言う考えも成り立つでしょう。
家族を大切にするといっても、
一つの自分の家庭だけを大切にするというのも不自然でしょう。
どの一人を取り上げてみても、全員が誰かの家族である訳ですから
総ての命と判断して良いと思いますし、
人類家族は、その社会に生まれてきたもの総てが
一人前に育つまで扶養の義務があるというように考えます。
社会的に自立する以前は、家庭や社会で面倒を見る。
人間は他の動物と比較しても、育てないと成長できない生き物ですから
人間であるが故に、連帯で助け合い、支えあう事が必要なのでは
ないでしょうか。
IB理念は人類家族が人類愛でこれからの社会を運営していくのに
相応しい方法なのではないでしょうか。
利己的な運用が出来ないようになっている
まさに、これからの時代の指針なのかも知れません
もう少し、検討を続けてみる必要はあるでしょうが
焦点の合う資料の提供、いつもありがとうございます。
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