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NHKワールドTVのゆくえ 番組をすべて英語化した拡充版の番組編成に
http://archive.mag2.com/0000102032/index.html
その部分だけ転載します。
▽NHKワールドTVのゆくえ 番組をすべて英語化した拡充版の番組編成に
CNN(米)やBBC(英)、「アルジャジーラ(Al−Jazeera)」、
フランスの「フランス24(France 24)」などがしのぎあう、英語国際ニ
ュース。そこにNHKの海外向けテレビ国際放送「NHKワールドTV(NHK
World TV)」が2日、番組をすべて英語化した拡充版の番組編成をスタート
させて、24時間放送の英語国際ニュース市場に参入した。
NHKは、政府の指揮命令系統のもと、国際放送を実施している。2006年に、
当時の菅義偉総務大臣が、北朝鮮の日本人拉致被害者へ向けた放送をするよう命令を
下し問題となり、政府・自民党は「命令」という表現をやめて「要請」にかえるとい
う経過があったことは記憶に新しい。その「国際放送」のうちNHKワールドTVを、
リニューアルして、毎時0分から最大30分間の英語ニュースを放送するほか、「N
HKスペシャル」や「クローズアップ現代」などを2カ国語化した番組も配信してい
くという。国内でも英語ニュースなどの一部をインターネットで無料配信する。
総務相の「命令」には渋い顔だったNHK、「要請」にかわったことで、政府の交
付金による経費負担も「重荷」ではなくなったか。英語版国際ニュースに取り組むこ
とで、世界の荒波にもまれて、NHKニュースの「鎖国」的性格にも変化が出ること
を期待したいところ。上記のように、ガザ市民への義援金運動の放送でも英国では大
く対応が分かれている。日本のNHKは、どのような姿勢で臨むのか。国際的視野を
もち、かつ世界に9条を広める使命を担う平和国家・日本の独自性を打ち出していく
必要もある。その双方をきちんと担い、打ち出していくことができなければ、数年前
の「命令」の時代が復活しかねない。
東京新聞は1月23日の「NHKのTV国際放送 ニュース枠、1.6倍に」の記
事で、<国際放送をめぐっては、昨年三月の経営委員会で、古森重隆・前委員長(富
士フイルムホールディングス社長)が「利害が対立する問題では国益を主張すべきだ」
との趣旨で発言し、編集権への介入ではないかと波紋を広げた。〇六年には、当時の
菅義偉総務相がNHKに対し、ラジオ国際放送で拉致問題を重点的に取り上げるよう
放送命令を出し、報道の自由や編集権の問題から議論を呼んだ>ことを指摘し、<放
送法改正で「命令」は「要請」に弱められ、放送事項にも具体的な制限が設けられた。
だが、こうした要請が度重なり、拡大されれば、国際放送の信頼性や客観性に疑念を
抱かれかねないという危うさもはらんでいる>と書いている。
世界に向け日本を発信、NHKテレビ国際放送が全番組を英語化(AFP)
http://www.afpbb.com/article/economy/2566928/3748837
NHKのTV国際放送 ニュース枠、1.6倍に(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2009012302000090.html
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